これは説明が困難な概念なのですが、理解しておくだけでこれからの世界では非常に役立つものです。
グローバルエリートたちは人々がお金に関する教育を受けられないようにシステムを構築し、騙した上に搾取し続けています。
「お金」の定義に関しては実に様々な意見があります。ただ今の金融システムと通貨が偽物であることに気づき始めている人は非常に多くいます。
先日、ある専門家の話を聞きましたが、この方は米ドルとはお金ではなく、"抽象的概念"であると説明していました。
この説明は非常に的を得ているものです。
究極的な意味で、今の世界中で"お金"を持っている人はほとんどいないと思います。
私はお金とは、世界中で連動する帳簿システム(レジャー)にすぎないと思っています。
"お金"は存在せずあるのは帳簿のシステムだけです。
我々が買い物に行く時に、移動するのは帳簿の数字であり、日本円と外貨を一定のレートで換金するのも、帳簿上の数字の変換に過ぎません。
銀行には大量のお金があるというのもただの幻想で、そんなものはありません。あるのはただの帳簿だけです。
この理解は非常に大切です。
お金が存在するという誤った概念を捨てることは、今後の数年間非常に役立ちます。
というのは近い将来に、銀行は突然閉鎖され、政府は今の通貨の使用を禁止そしてCBDCを導入することになります。
政府はもちろんCBDCのことを「新たなお金」であると説明するでしょう。
しかし中身は質の悪い帳簿(レジャー)に過ぎません。今回は世界中どこでも即座に追跡が可能な帳簿システムです。
つまり最初に"国民にはお金である"と説明はするものの、実はお金ですらないただの追跡可能な帳簿システムを使用するようにします。
というかそういう状態に国民を追い込むわけです。
ある日突然、通貨が使用できなくなるということ自体、通貨がお金でないことの証拠です。
そしてその後に何が来るのか、想像できますか?
導入後に"お金"という側面を帳簿システムから取り除くか、最小限にしてしまうわけです。
そこに残るのはただの追跡可能な帳簿システムというわけで、それを用いて社会信用スコアを付けようというわけです。
反抗的な国民には蛆虫入り食品しか買わせず、従順な国民にはコオロギを買うことを許可するとか、国民の弾圧に協力したものにはタマゴを1パック買うことを許可するといった方向性になるわけです。
そんなことを考えていたら、今朝ゼロヘッジにはCBDC導入後にハイパーインフレが発生する可能性があることを指摘する記事が出でいました。
この記事ではインフレとはモノの値段が上がることではなく、通貨の購買力を破壊することであると説明としています。
CBDCが導入されると、結果として国家支出すべてをFRBが行う結果としてハイパーインフレがおこるためプライベートセクターが消え、事実上国有化が起こる、としています。
やはり懸念は同じ点のようです。あとに残るのは国民にとっての不都合なシステムだけということになります。
WEF推奨の何も持たない世界の到来ということのようです。
Central Bank Digital Currencies Would Bring Hyperinflation
国民にはCBDCを押し付けようとする反面、中央銀行が金を買いまくっていることに違和感を感じない人は既に騙されています。
今はまだ通貨=お金という概念が一般的ですし、政府がCBDCをリリースし、「お金」であると説明したうえで、一人当たり数百万円配るとすれば釣られてしまう人も多いと思います。
これはコロナワクチンと同じ手口で、騙された人たちは後から自分たちが受け入れたものが、毒まんじゅうであることに気づくことになります。
通貨=抽象的概念で帳簿システムということを事前に知っておけば、これから来るであろう危機をかなり回避できることになります。
CBDCは結局失敗に終わることになりますが、混乱は不可避です。
ナイジェリアでは人気がないCBDCに移行するために、一日間現金引き出し額を$45にしています。
しかし"お金"を引き出せないことに気づいた顧客が銀行で怒り、裸になって抗議するといった事件が発生しています。
彼らが"お金"だと思っていたものが只の概念であったことに気づく日も近そうですね。