アメリカの債務の上限の件です。
上限引き上げの件で揉めていて、いつもの政治の駆け引きが続いているという見方が大勢です。
ただ1兆ドルプラチナコインを鋳造してデフォルトを回避するという報道があること自体、すでに行き詰っている証拠です。
$1 Trillion Coin: An Idea to Avoid Government Default
今はその場しのぎの手段として、公務員の年金基金を切り崩しています。
そもそもの話ですが、この債務というのはもともとは存在しないお金であり、アメリカには元本はもとより利払いをする意思も能力もありません。
今は31兆ドルの債務を抱えていますが、これが35兆ドルになろうが40兆ドルになろうが大差はなく、最終的には踏み倒します。
いつの時代でもそうですが、帝国の終わりというのは悲惨なものです。
アメリカではメキシコとの国境問題についても議論されていますが、実のところ国境問題などというものは既に存在しません。
というのは、バイデン政権の最初からの目的は、1億人の不法移民を受け入れてアメリカを破壊することです。
そして同時にメキシコとカナダとの国境を取り払って、一つの国とすることだからです。
下のリンクは先月、ホワイトハウスのホームページで公開されたで北アメリカ宣言なるものです。
メキシコもカナダもすでに調印したようで、内容としては国家の主権を放棄し、一つの国家に向かって進んでいくことが含まれています。
つまり国境から誰が入ってこようがどうでも良いということになります。
Declaration of North America (DNA)
カナダ政府も同じものを掲載しています。
Declaration of North America (DNA)
この件についてはあまり報道されていませんが、AP通信によるとアメリカは調印することにより国家主権を放棄していないと主張しています。
他のメディアはすでに調印済みと報じています。
Biden, Trudeau, and Mexican president sign declaration making North America more woke
経済の破壊、警察の解体、あらゆる国家組織に対する信頼の破壊はすべて計画的なもので、帝国と文明の破壊の一環として行われています。
国家が破壊されるということは、通貨と経済、政治、教育、医療などすべてがリセットされることを意味します。
北アメリカ宣言と債務の引き上げ問題はリンクしているように思いませんか?
これからやって来るのは新たなシステムです。
ですからブラックロックのように会社は不動産REITの出金停止をしたかと思えば、ビットコインへの投資をしれっと増やしていたりするわけです。
多くの人が期待しているRipple/XRPの見通しは明るくないようです。
SECとの訴訟の決着がまだついていませんが、ここでも中身がポンジー詐欺として見られているようです。裁判に仮に勝ったとしても、その価値はたかが知れています。
一般の理解とは異なり、発行数を無限に増やせるはずです。
金融機関は噂を流し、つられてXRPを買う一般人のお金をビットコインとかライトコインに換えていそうですね。
私の推測では、経済と社会の崩壊の段階に合わせて、事態は展開していくことになると思っています。
現金が有用な時期、貴金属が有用な時期そして仮想通貨が有用な時期があると思っています。
崩壊直後は現金が非常に役立ちます。しかしそれは比較的短期間でおわり、すぐに人々はもっと信頼性が高いもの、つまり貴金属に殺到するようになります。
そして混乱も一巡して、新たなシステムの構築を議論し始める時に仮想通貨に注目が集まるようになるのではないかと思います。
完全崩壊まで時間がかかっているので、待ちくたびれている人も多いと思いますが、崩壊時にはほとんどの人は無一文で一からのスタートを強いられるのに対し、今準備をしている人たちは一気にスタートを切ることができるようになると思います。