今は世界中で国債の問題が発生しています。
国債の金利が急騰する中で、中央銀行が買い入れをしているのは、資金が急速に流出していることの証拠です。
金融システムというのは、信頼に基づいています。
システムが稼働し続けるという幻想を人々が持ち続ける限り、動き続けます。
ただ国債市場の不安定さについては、今となっては国連、IMF、ヘッジファンド等複数の機関が懸念を表明しています。
数日前までイエレンは否定していましたが、もちろんそんなことは百も承知です。
今の焦点となっているのは、先週の金曜日で資金注入をやめたイングランド銀行の今後の対応とFRBの今後の対応です。
昨日書きましたが、10/20が期限の資金提供をFRBは行いましたが、資金はクレディに流れていると思われます。
問題は中央銀行はシステムすべてを今、崩壊させたいのかという点です。
もし今週に彼らが何もせず救済を延長しなければ、システムは崩壊します。複数の人々が警鐘を鳴らし続けてきたクレジットフリーズが起こります。
歴史上誰も見たことがないような、株式市場の崩壊が起こります。
それに続くのが世界的な深刻な物不足は前例のない規模で発生します。そして金融システムは完全に停止し、企業間の取引は完全に停止します。
銀行からお金は無くなり、クレジットカードは止まり、ATMは動かなくなります。
このような事態に向かって突き進んでいるわけで、いつかはこれが起こるわけですが、それが今週なのかどうかは要注目です。
クレディ・スイス、増資の可能性を巡り複数の銀行と協議-関係者
米国債10年物の金利上昇スピードに要注目です。金利そのものよりも、一気に上昇するということがリスクが上がっていると考えてください。
今週、突然のショックが世界を襲う可能性があると思います。
個人的には破綻に陥った金融機関から、FRBが債権すべてを買い取ろうとする動きに出るのではないかと思っています。
そしてその代金となるお金の出どころですが、パソコンをクリックすればいくらでも通貨は増やせるので、結果としてインフレは急加速していくことになります。
彼らはインフレを抑えるつもりなどこれっぼっちもないことは多くの人が知っていることですが、上限のない金融緩和を行い人々の生活を破壊した挙句、資産を買いまくることがそもそもの目標であることを忘れてはいけません。
本気でインフレを抑えるつもりがあるのであれば、民間銀行の支払準備金の率を上げればよいだけです。
他国の通貨すべてを破壊してもドル高に誘導しようとするのは、そのためかもしれませんね。
もしかしたらFRBは経済危機が発生しても、利下げをしない可能性が高まってきたように思われます。
何が起きてもおかしくないような局面に入りつつあります。
グローバルエリートたちが全力で取り組んでいる世界破滅プログラムに対して、一人でも多くの人が少しでも良く準備できるように願っています。