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通貨の生存率は0%

ここのところ海外のメディアでは、アジア通貨危機の再来を懸念する記事が多く出るようになっています。

とはいえ今の世界では、経済危機の発端となりなりかねない問題が多くあるため、これはその可能性の一つという位置づけになります。

通貨危機とは日本円のことです。

日本初の通貨危機で、世界の通貨の様相が一変する可能性を指摘しています。

というのは円は急速に購買力を失っている通貨の代表格だからです。米ドルに対し7週間で11%も下落しています。

とはいえ米ドルも急速に購買力を失っているので、円はそれ以上の急降下しているといっても差し支えないと思います。

 

どこの通貨から崩壊が始まるのかはわかりませんが、いずれにしても日本円は近い将来、紙切れになります。

ドルもユーロも同じ運命を辿ります。崩壊のスピードと程度は異なりますが、行きつく先は同じです。

歴史を辿ればわかりますが、紙の通貨の生存率は0%です。

たいていは40-80年くらいで、通貨危機が発生し紙切れになります。

基軸通貨でも100年前後で崩壊しています。

今回も紙切れになるのはただの時間の問題で、今回の危機ではルーブルを除いたほとんどすべての通貨が紙切れになります。

インフレと通貨安が急速に進行しているのに口先介入しかできない日銀に対して、FRBは恐らく来週、0.5%-0.75%の利上げに踏み切るとみられています。

アメリカ経済は深刻な問題を抱えていますが、アメリカの利上げにより円売り圧力はさらに強まると思われます。

日本はベネゼエラのようになるのでしょうか?  可能性はあると思います。

 

この動画は債券王と呼ばれている方が、日本初の通貨危機の発生は近いと説明している動画です。

この方の話によると、海外の機関投資家は、今こぞって日本円と日本国債の売りに出ているようです。

そして専門家たちはもし日本で通貨危機が発生すれば。真っ先に中国に影響が出ると分析しています。

その後に株式と国債市場の大暴落と飛び火するとも分析しています。

つまりアジア通貨危機の大型版の再来ということのようです。

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