ここ数日間で、金と銀は大幅に下げました。
FOMCで利上げ観測が出たことが理由ですが、それだけではありません。
(個人的には利上げはあり得ないと思っています。2023年に利上げするそうですが、まずはそこまで持つかが分からないこと、仮に持ったとしても、結局できるだけ先延ばしにするのではないかと思います。利上げをして、上限のない金融緩和と資産の買い入れをやめるわけはないのです。行きつくところまで行くと思います。)
例のごとく、ウォールストリートが大規模なショートをしたからです。
下げたので、株の買い増しをしましたが、その後も下げが続いたので買い増した分に関しては今はかなりロスが出ています。
私はトレーダーではないので、短期的な上げ下げには興味がないので、影響はありません。
私のブログを見て、金と銀の投資を始めた人も、短期的な上げ下げではなく、安い間にどれだけ買い集められるのかを主眼にしていただければよいかと思います。
いつかは上がるので、それまではウォールストリートのやり方に付き合えばよいかと思います。
最近は、バーゼル3と関係があるかどうかは分かりませんが、そろそろウォールストリートの価格操作が終わると考える専門家が増え続けています。
中にはバーゼル3が月末に実施されるので、急いで買いなさいという人もいます。人によっては金価格が2000ドルを超えてくると、バーゼル3とは関係なく、価格操作は終わるのではないかと考える人もいるようです。
意見は様々ですので、買うペースは投資家一人一人が無理のない範囲で、買い続ければよいかと思います。
以下は最近、増やしたポジションです。私は特定の銘柄を勧めることはしません。あくまでも参考程度です。
株の選定にあたっては、埋蔵量も大切ですが、考慮すべき要素は他にもあります。
たいていの鉱山は発展途上国にあるので、政治的リスクも大きく関係します。
中には、長期間かけて採掘をし、ようやく生産体制に入るところまでこぎつけたと思ったら、国有化されたという話もあります。
そして、もう一つ大切なのは経営陣です。過去の実績と判断能力は当然ながら、会社の業績に影響を与えます。
たいていの場合、埋蔵量ばかりを強調するケースが多いようですが、それだけでは決められません。
先日聞いた話では、良質の鉱山を手に入れたものの、まったく埋蔵されているのは違う場所を採掘していた会社の話も聞きました。
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経済は行き詰ってくると、最後には金と銀に行きつきます。この2つはリスクが全くない資産です。
金と銀の投資で、この経済危機を切り抜けられるといいですね。