昨日、デジタルドル導入の検討を今年の夏に開始するという報道がありました。
記事を見る限り、導入の検討をようやくはじめるといった書き方ですが、実態はそうではなく導入はすでにかなり前から決まっており、その準備はすでに周到に根回しがなされています。
ですから、デジタル通貨の導入はほぼ同時期に世界の各国でも検討されていると考えるべきでしょう。
これは巷で言われていることですが、デジタル通貨導入の前に起こるとされていることがあります。
それは危機を演出することです。
つまり、危機を演出し、困った人々が政府と中央銀行に助けを求めるようになるまでしばらく放置します。
その後、解決策として新しいデジタル通貨を提案し、人々がそれを喜んで受け入れるという流れです。
これはシステムを変える時に行われる常套手段で、思惑通りに物事を進めるためのシナリオです。
ですから、デジタルドル導入はもう目前まで迫っていると考えるべきでしょう。
こうなると、従来の紙幣はただのごみとなります。
すでに経済危機、通貨危機の演出を向けての準備は順調に進んでいるようです。
インフレも進んでいますし、またレポ市場で問題が発生しているようです。
考えすぎかもしれませんが、デジタルドルとセットで、ワクチン接種とベーシックインカムまでついてくるかもしれませんね。
こうなると大切なのが現物の金と銀です。
金は歴史的にみるとかなりの安値圏にあります。銀に至っては、少し上がりましたが激安です。
それはダウと金の相関チャートを見るとわかると思います。
あとこのチャートは経済危機が近いことも教えています。
別件ですが、最近ヘッジファンドが金と銀のETF買い始めたというニュースを聞きました。
彼らはJPモルガンが価格操作をしていることを知っているはずなのにETFに投資するということは、何かを知ったのかもしれません。
もしかしたら、JPモルガンは銀の価格操作はそろそろ終わりにする方向に動き始めている、ということなのかもしれません。