最新のデータが発表されました。
5000万人のアメリカ人が生活費を支払うために、ローンの申し込みをするかクレジットカードを使用しているそうです。
それに加え、2000万人が家族と友人に借金をしているとも述べています。
3月の終わりの時点で、1800万人が一週間分の食料を買うだけのお金がないことも報告されています。
子供のいる家庭の47%が家賃を滞納しているそうです。
アメリカでは、中流階級が計画的に破壊されています。
これはまだ序の口にすぎません。この数は増え続けていくでしょうし、息の根を止めるのはインフレとなるのでしょう。
失業保険を受け取り、政府からの給付金も受け取り、しかも家賃も支払っていないのにお金がないというのは、よくあるアメリカ人的な感覚なのかもしれません。
これからインフレが進み、給付金の支払いが止まる時、彼らは本当の貧困へと叩き落されることになります。
FRBとアメリカ人の性質をよく理解していて、今の政策をとっているのでしょう。
日本でもそうですが、低金利だからとかインフレが進むから、お金はできるだけ借りたほうがいいという意見の人がいます。
しかし、今の時代借金は非常に危険だと思います。
理論的には正しくても、経済が崩壊する時に、借金を支払い続ける能力があるのかどうかはその時にならないとわからないからです。
今回は世界規模の経済崩壊とリセットになると思います。
その時に、搾取される側になるのか、それともその反対側になるのかは借金体質かどうかとも大きく関係していると思います。
負債を負わせるというのは、人を奴隷化させるための手段に過ぎないことを理解すべきだと思います。