海外不動産

ロシアは不動産の供給が不足している有望な市場

日本語ではロシア不動産に関する情報がほとんどないので、私が知りうることを少しずつ書いていきたいと思います。

 

日本ではあまり知られていないことですが、ロシア不動産と言えば、高くて有名でした。

ソビエト連邦の崩壊後、不動産価格が上がり始めて、その後まさにバブルといってよいほどの高騰を見せました。

ここ数年間は経済制裁のせいで、価格は下落していますが、ファンダメンタルズの良さは変わっていません。

以下は価格がどのように上がってきたのかに関するチャートです。

 

 

ロシア不動産の強さの秘密はなんといっても、実需が強いということにあります。

つまり投資家が買うのではなく、自宅として買う人が大半なのです。

 

そして新しい物件に比べて、古い物件、旧ソ連時代の古い団地がほとんどのため、新築を買いたいというニーズが非常に強いのが特徴です。

どう考えても、住宅が足りないのです。

 

ロシアの住宅不足はほかのどの国にもないほどです。

 

狭いアパートに大勢が暮らしているという人は良くあります。

日本人としては想像しにくいですが、いわゆるシェアハウスのように一つのコンドミニアムに3-4家族が暮らしていることも珍しくないのです。

ご想像がつくかもしれませんが、ロシアでは空室率が異常に低いという特徴があります。夜に建物をお表から見ると、どの部屋にも電気がついています。

アジア新興国とは全く違うのです。

下の動画は典型的なソビエト時代からのアパートです。今でもこのような生活をしている人はたくさんいます。

 

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