会社を潰したり、投資で失敗したり、借金地獄になるなど、お金のトラブルを抱える人に良くある共通点というのは、見栄を張ることです。
見栄を張って、お金持ちを演じることはタダの自殺行為です。
お金があるならまだしも、ないのにあるふりをし続けると、そのつけは必ず回ってきます。
自分の自信のなさを隠して、実際以上に大きく見せるという行為には意味がありませんし、何よりも不正直だと思います。
お金の使い方は身の丈に合ったものであるべきですし、稼いだ後でも気を付けないと、金は一気になくなります。
見栄があると、事業を行う際にも大きな障害になります。
よくあるのが、不必要なものに大金をつぎ込むというミスです。
まだ利益が上がり始めてもいないのに、大きなオフィスを借りるとか、会社の資本金を必要以上に大きくしたがる人がいます。
せっかくの事業資金を本来の目的のために使われず、結局は頓挫したりするものなのです。
誰かと一緒に事業を立ち上げようと思うのならば、その人が見栄っ張りかどうかは1つのチェック項目になると思います。
見栄っ張りな人ほど、お金がないものですから、騙されないでくださいね。
結局のところ、自分のことをコントロールできない人はビジネスをコントロールできませんから。