マハティール首相は中国に嫌気がさしているようです。
首相に返り咲いてから、汚職がひどかった前首相の方針を180度転換し、中国のマレーシアへの関与を次々と排除しています。
その一つに中国人を念頭に置いて、不動産購入者にビザを出さないと発言しました。
Johor Forest City project off limits to foreign buyers: Mahathir
日本でも売っていましたが、ジョホールバルのフォレストシティの開発プロジェクトで、購入者の大半は中国人。
ここに住みたいと考えて、不動産を買っている中国人です。
彼らに対し、ビザを出さないとマハティール首相は発言しました。
まだ、開発としてはかなりの初期段階にあり、金を出しているのは中国人ばかり、ここでストップがかかれば、計画全体は崩壊の可能性さえあります。
それに対し、マレーシア政府は一定金額以上の不動産を購入した人にはビザを発給するということは決定済みだと、マレーシア政府は発表しました。
マレーシア政府内でもまだ綱引きがあるようです。
Mahathir’s comments on Forest City came as a surprise to Johor government: Report
ジョホールバルの不動産は前途多難なようですね。