アメリカでは金持ちほど倒産すると言われています。
それはなぜかというと、会社名義で借り入れを起こし、ビジネスがうまくいかなければ、会社を簡単に倒産させる。
会社と個人は別なので、会社がダメでも個人資産は影響を受けない。
訴えられて、支払いができなければ会社を倒産させるわけです。
そして、文化的に何度もやり直しがきくので、会社を倒産させたすぐあとにまた別の会社で事業を起こしていたりとか、なんとことはアメリカでは普通にあります。
記憶に新しいところでは、ロバート キヨサキが会社を一つ倒産させたというニュースがありましたが、まさにアメリカという感じですね。
倒産したからと言って、別に一文無しになったわけでも何でもなく、その会社以外の資産は安全に守られているわけですね。
あと結構、意味不明な難癖裁判も多いので、金持ちは資産を守るために、どうしても法人を複数設立せざるを得ないという致し方ない側面もあります。
金持ちほど法律に詳しいです。当たり前ですが、、、結構危ないですからね。
借りるだけ借りて、ダメなら倒産。これを繰り返してお金持ちになる人もいます。
倒産する方は意外と楽なのがアメリカですが、融資をしていたり投資している方は逆に大変です。回収できないかもしれないですから。
ですから、弁護士は大抵は法人相手に訴訟を起こして、回収を試みますが、法人だと倒産して終わりで、全く回収できなくなる危険があるので、社長の個人に責任を転嫁できないかどうかを試みるわけです。
ただ法律上、法人は別人格なので、よっぽどの違法行為が見つかりでもしない限り、なかなか難しいのではないかと思います。そのために金持ちは法人を使うわけですから、、、
ですから、投資をする場合、だれが責任を取るのか、やっている人はどんな人なのかという点が意外と大事だったりするわけです。