私の知り合いの投資家で詐欺師と分かっていながら、平気な顔をして付き合っている人がいます。
私も、ご一緒したことがありますが、そんな彼はただ一言だけ「この人の案件はやらないでね」と言います。
もちろん会って話をするだけでは、詐欺をするような人かどうかは分かりません。
しかし少し時間がたつと、言われた通りにその人の投資案件は予告通り破たんしました。
詐欺師と分かっていてなんで付き合っているのかと聞いたことがありますが、
彼は「この人がどうやって人を騙すのかを見てみたい」とのこと。
つまり詐欺師が人を信用させ、お金をだまし取るプロセスを近くで見ることで、投資のリテラシーが上がるわけです。
もちろん騙す前の時点では本当に騙すかどうかは分からず、あるのは疑いでしかありません。
私も話を聞いた後で、彼の解説を聞いて、「なるほど、ここでこうやって騙すんだな」と理解できました。
そのあとはどんなに儲かりそうな案件でも、詐欺師の手口が見え隠れする場合は、絶対に手を出さなくなりました。
私が仮想通貨案件に手を出したくないのはそのためです。中身が分かれば手を出すかもしれませんが、、、
詐欺師が投資家に対して使う手法は大抵、共通していて、案件は違っていても、やることに違いはありません。
ただ騙すために使う題材が違うだけのことです。
一見、見た目は違いますが、落としどころは大抵同じで、みんな同じところでたいていやられています。
投資の世界では明らかに詐欺と分かるものもありますが、詐欺とは認定されないまでも、
騙しの要素が入っているものがかなりあります。特に投資の初心者は餌食になりやすいものです。
投資を始めたばかりの時に、騙されるとリカバリーが大変です。リカバリーが効かない人も多いと思います。
ですからその方法と危険なサインを知っておくだけで、投資は安全なものになります。
投資を始める前に、詐欺師が人を騙す手口について研究するのは、金持ちになる近道かもしれません。
セミナーの懇親会とかで機会があれば、お話ししたいと思います。