昨晩は例のように銀の価格操作があり急落しました。
どうやらこの感じですと、$30越えは死守したいという思惑がありそうです。
この価格でマージンコールが発生するのかもしれません。
ただその前にコメックスは恣意的にマージンのルールを変更してくるものと思われます。
ところでシルバースクイーズは相変わらず続いていて、中国は輸入量を公表していませんが、インドは公表しています。
銀の大量輸入が続くため銀行が取り扱いを一時停止していましたが、再開後に大量購入があり先月は816億ドル分の輸入がありました。
正確な購入価格は不明ですが、2週間程度で3300万オンス程度の量を輸入したと思われます。
1月は2000万オンス、2月は7600万オンスの輸入がありました。
中国も同等かあるいはそれ以上輸入しているはずですので、強烈なシルバースクイーズが継続していることが分かります。
コメックスの保管庫が完全に空になるまで、止まらないのでしょう。
QUICK ESTIMATES FOR SELECTED MAJOR COMMODITIES FOR MARCH 2024
先週イエレン財務長官は中国を訪問し、太陽光パネルの過剰生産を止めるように要請しました。
カリフォルニア州は気候変動問題のためと称して、強烈な方針を打ち出していましたが、突然太陽光関連の補助金を打ち切っています。
米国鋳造所もアメリカンイーグルコインの販売を先月から完全に停止しています。
我々は銀の現物を貯め込んで、崩壊が起こるのを辛抱強く待ちたいものです。
経済システムはある日突然、完全にストップします。
その時に人々は銀行は閉鎖に追い込まれ、株式市場や取引所は開きません。
人々は預金や年金を失い、物を買うお金を持っている人は誰もいなくなる状況が突然起こることになります。
仮想通貨はシステムが再開した後に、重宝することになります。
システムが停止した後に、お金と言える物を持っているのは貴金属スタッカーだけです。
その時が貴金属を違う形態の資産に変えるタイミングの始まりとなります。
経済戦争だけでなく中東の戦争も激化していますが、ロシアは中東情勢にも直接係わるになっています。
イランに最新の防空システムと航空機を提供することが報じられていますし、イランは迎撃不可能な超音速ミサイル使用の可能性を示唆しています。
イスラエルがイランに勝つことは困難だと思われますが、勝つために核兵器の使用も当然選択肢に入れているはずです。
追い込まれたグローバリストたちはなりふり構わず、中東以外でも戦争を始める可能性はあります。
もちろん抵抗勢力は第三次世界大戦にならないように事態をコントロールしていると思いますが、そう簡単にはいかないと思います。
昨日発表されたNATO報告書によると、第三次世界大戦は台湾有事となっています。
日本はAUKUSやQUADに参加していますし、南シナ海とフィリピンでの自衛隊駐留が決定しています。
日本が関係する場所で、本格的に打ち合いが始まる時にどこに住んでいるのかは死活問題だと思います。
今イスラエルでは国外に脱出しようとして空港に人々が押し寄せているようですが、今ここで起こっていることは日本でも起こり得ます。
海外の移動先を確保するかどうかは、ある日突然死活問題となるのかもしれません。