これから人類が向かおうとしている世界は前人未到の新たな世界なので、我々はあくまでも想像することしかできません。
とは言え過去の歴史を振り返ると分かることもあります。
先日も取り上げましたが現在の経済を中心とする今の社会構造は間もなく崩壊することになります。
今急いですべきことはそこから抜け出すことですが、国家が発行する本物のお金を保有することは大きな部分を占めることになります。
アメリカではイーグルコインかジャンクシルバーで、カナダではメープルコインということになります。
残念ながら日本にはありませんので、可能な限り有名な会社の製品を買うことがベストな選択なのかもしれません。
本物のお金を発行しないばかりでなく、異次元の金融緩和を世界に先駆けて行ってきた日本円の行き着く先はすで決まっています。
金と銀の現物を持つことで、コントロール不能になりつつある中央銀行の支配から抜け出すことができます。
各自が中央銀行の役割を担うようにすべきなのです。
あと少しすればドルもユーロも円も崩壊に向かうことになりますが、その時にペーパーとデジタルの資産は消えてなくなることになります。
エクスターピラミッドの金より上がすべて吹き飛びことになり、富のほとんどが金と銀を保有する人に流れ込むことになります。
想像しにくいことではありますが、大半の金持ちや一般人が資産全てを失い、貴金属を持つ人たちが買い上げることになります。
銀の現物を持っている人は、ある朝目が覚めたら富裕層の仲間入りしているのかもしれません。
世界のトップ1%入りするのに銀貨は60-65枚程度です。それほど大量の銀が必要なわけではありません。
そう考えると、一枚一枚の銀貨には大きな意味があることがわかると思います。
少しだけ節約して銀貨を数枚ずつでも買い足すことは、近い将来に非常に役立ちます。
紙やデジタルの通貨しか知らない人にとっては、起こりにくいことのように感じますが、銀は紀元前3000年から1871年まで本物のお金でした。
それに対し紙の通貨は短期間の間に、崩壊を繰り返す歴史しかありません。
崩壊する時には長期間続いた元の体制に自然と回帰していき、物価は1950年代の水準に戻ると言われています。
物の値段は非常に安くなると言われています。
つまり今の感覚でいると、一気に取り残されることになりかねません。
ここで一つ問題があります。
今は銀の現物を一定数保有していると思いますが、経済崩壊後の世界で生き残るために現物を使ってしまうということです。
あらかじめ考えておくべきことは、取引の時にお釣りがないという点です。
そして1オンスの銀貨は非常に高価になりますので、買い物では使いにくくなる可能性が出できます。
対象となる商品の価値が対価としての銀コインと釣り合わない場合も多いことでしょう。
その時に非常に貴重な品となった銀貨を無駄にしたいとは思わないことでしょう。
このシナリオを考えると、ジャンクシルバーの10セント硬貨(ダイム)は有効です。
現在のところ、1枚当たりのアメリカでの価格は$2前後です。
14枚で1オンスに相当しますので、$28で1オンスを入手できることになり、アメリカの本物のお金としてはかなりのバーゲンです。
ダイム以外にも単位が小さいコインが販売されていますので、検討すべきかもしれません。
多めに購入しておいても損はしないはずです。
経済システムが崩壊し、再構築の段階に入る時にどれだけ多くの銀の現物を残しておくための戦略を考えておくべきです。
経済が崩壊するし、銀は金を遥かに超えるスピードで高騰することになります。
次のシステムが導入されるまでは金と銀が最大の威力を発揮するはずですが、その期間は数年なのかそれ以上なのかは分かりません。
その間に銀を金と交換するか、不動産の変えることをお勧めしたいと思います。
政府が銀を没収する可能性については、個人的にはそれほど高くないと感じています。
というのは、政府が社会主義を導入するとすれば強引に没収することも考えられますが、銀は通貨として流通していないので回収するのは困難です。
販売した業者経由で高値で買い取ろうとする可能性の方が高いと思います。
その時には驚くような高値を提示すると思われますが、手放さないようにしたいものです。
シルバースタッカーの将来は非常に明るいと思います。