最近は銀投資家界隈で変化が見られるようです。
海外のコインディーラーの話では、投資目的で買う人が激減し反対に売りに来る人が急増しているそうです。
70%も減ったというディーラーもいます。
現金を銀に変えたものの、お金が足りなくなり売却する人が多いのかもしれませんね。
反面、工業用のニーズは急上昇していますので、今は買う良いタイミングだと思います。
これ以外では偽物が多数流通しているという話もよく聞くようになりました。
大量の偽物をコインショップに持ち込んで売却しようとしたものの、偽物だと見破られたケースもあれば個人売買で偽物をつかまされた例が増えています。
真贋鑑定には複数の方法があります。
私たちは高価な機械を買うことはできないかもしれませんが、簡単に調べられるツールを一つくらいは買っておくべきだと思います。
以前に取り上げたのは、コインを叩いて発する音から真贋を判別するというツールです。
自分で判別も可能ですが、携帯のアプリで音を判別することも可能です。
The Pocket Pinger w/ Stack Stick - Coin Ping Test
別の方法はコインのサイズと重さをはかるツールです。
このツールはイーグル、メープル、フィルハーモニーなどの代表的なコインの大きさと厚み、そして重さを同時に判定することができます。
偽物コインはサイズが同じでも、材質が違うため重さが足りなかったり、反対にサイズが微妙にずれるケースもあります。
何も買いたくないけれど、真贋を鑑定する方法もあります。
それはマグネットテストと呼ばれる方法です。
磁石をくっつけることで反応するかどうかを見る方法です。本物の銀は磁石にくっつきません。
この方法はお手軽ではありますが、欠点もあります。
それは表面に本物の銀が使われて中に銅が入っている場合、本物同様に反応しない場合があるということです。
真贋が不明な場合は二つ以上のテストを試すことで、確かめた方が良いのかもしれません。