最近、話題になっている本を読みました。「未来の年表」という本です。
最近、電車の中にも広告が張られています。内容はこんな感じです。
18歳人口が大きく減り、国立大学も倒産する。世帯数も2019年にピークを迎えてそれから減少を迎える。IT技術者も同時に減り始めて、技術的にも世界に遅れていく。
2020年には女性の過半数が50歳以上となり、出産可能な女性数が大きく減り始めます。
2022年には団塊世代が75歳以上となり単身世帯が本格化していきます。
そしてこの団塊の世代は2024年に全員が75歳以上になって、ここからさらに社会保障費が増大していきます。
唯一、全国からの人口の流入で増えていた東京もこの時期から人口がピークを迎えて、ここから完全に日本はすべての地区で人口減を避けられなくなります。東京郊外でも今の地方で見られるのと同じゴーストタウン化が始まります。
減り続ける若年層と、増え続ける高齢層の同時並行で、日本は今の社会を維持できなくなり、あと数十年で国家の衰退は目を覆うほどの惨状となります。
現代の社会保障制度が破綻する確率の高い2050年で、外部からの攻撃や侵略がなかったとしても日本の国家は維持できているかどうかはわかりません。
今の日本民族は少子高齢化が解決できないという一つの問題のせいで衰退は避けられず、悲惨な未来が待ち受けています。
非常に恐ろしい話ですが、現実性が非常にありそうなシナリオです。
これを読むと、日本での不動産投資など怖くてできません。特に地方物件はかなり悲惨だと思います。
サラリーマンがフルローン、あるいはオーバーローンで投資物件を買うなんて、自殺行為に思えるのは私だけではないはずです。
今は良くても長期的に先細りになるのは目に見えているからです。