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クリフハイの予測- システムの終焉

2023年の経済予測を様々な人が発表していますので、いくつか取り上げてみたいと思います。

 

まずは映画"ビックショート"の主人公として有名になったマイケル バリーの予測です。

「インフレはピークを過ぎたが、インフレのサイクルの最後のピークではない。

CPIは恐らく下落し、2023年の後半にはマイナスに落ち込むと予想される。そしてアメリカはいかなる定義に照らし合わせても景気後退ということになる。

FRBは金利を下げて、金融緩和を行うことになる。その後に我々はインフレが急上昇することになる。それほど難しい話ではない。」

これだけだと少し意味が分かりにくいと思うので、補足としてゼロヘッジのデータを掲載します。

 

「M2マネーサプライが0%になった。これはドットコムバブル破裂の時も大恐慌の時も起こらなかった。

過去にM2マネーサプライが0%になったことはない」と説明しています。

 

M2とは市場に流通しているお金の種類のことで、預金と現金、そして換金しやすい資産等人々が保有しているお金のことです。

つまりM2が0%になったということは、お金の流動性が停止したということです。

人は全くお金を使わなくなり、経済活動が停止したという意味だといえます。

要するに誰も物を買わないので、資産価値が急落する→インフレからデフレへと急速に向かっていることを意味します。

そしてモノが売れないので、企業は次々と倒産し失業が急増することにもなります。

その規模は1930年の大恐慌の規模を完全に超える規模だそうです。

M2とは

お金の流動性が停止して、困るのは一般人と企業だけではありません。金融機関も同様です。

通常であれば金融機関間で資金の調達を行いますが、信用不安が起こると止まります。

これは金融危機に直結するので、表面上は資金の流動性があるように見せかけています。

リバースレポの金額が急上昇していますが、これは言い換えれば破綻寸前の金融機関が増え続けていることをも示すものです。

 

新年に入りクリフハイも予測を発表しています。

大まかな流れとしては当たっていますが、正確なタイミングは外れることが多いので、参考程度に読んでいただきたいと思います。

彼の予測によれば、2023年は経済システムの崩壊の年になると述べています。他にも多くのことを語っていましたが、ここでは経済の点だけを取り上げます。

WEFはCBDC導入に持ち込むため金融機関の破壊を行いますが、グレートリセットに持ち込むことには成功せず、混乱の期間を経て人々は新たなシステムを構築を模索するとする予測を従前から述べていますが、崩壊の部分は今年に起こるとしています。

経済の崩壊に伴い、彼らの腐敗と隠ぺいされた歴史が明らかになり、普通の人々は覚醒することになるとしています。

金融システムの崩壊によりカザールマフィアは力を完全に失い、数年間かけて駆逐されることになるとしています。

通貨の価値がゼロになるため、カザールは性転換や共産主義といったプロパガンダ推進のための資金源を失うとしています。

 

経済の崩壊に関しては、2千兆ドル存在すると言われているデリバティブの崩壊が発火点になるとしており、ヨーロッパで発生するとしています。

一か所でデリバティブの崩壊が起こった後資金供給により若干回復するものの、今度は別のところで問題が発生し今度はそこでも資金供給を行うといった流れが発生し、最後にはデリバティブ全体に火がついて収拾不能になり、吹き飛ぶ事態を想定しているようです。

デリバティブ全体が吹き飛ぶ時に何が起こるのかは、世界中の誰にも想像ができないとしつつも、恐らくデリバティブに深く関わっている地方政府や公共団体が停止に追い込まれることになるだろうとしています。

その時にこれまでの間、"資産"だと考えられたものの価値が消えることになります。人々は食糧やトイレットペーパーの方が価値があると考え始めるようになります。

デリバティブ崩壊スタートのタイミングですが、最初の大きな崩壊が来週に起こる可能性を指摘しています。

次に続く大崩壊は恐らく3-4週間後に起こると予測していて、その後にデリバティブの最後の崩壊が始まり、金融機関が巻き込まれると予測しています。

 

これまでに貴金属を購入された方は、今年に来るであろう金融崩壊、あるいは大恐慌の備えがかなりできていることになります。

次のステップは深刻なデフレの期間を利用して、資産を大量に購入することです。

今月末ごろに不動産に関するお茶会を開催しようかと考えています。

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