仮想通貨は実は詐欺ばかりだったというような話が次々と出できています。
今朝は暗号資産大手のジェネシスが債務整理の専門家を雇ったことが報じられています。
これに関して「今すぐに破産することは考えていない」という声明を発表していますが、面白いことを言うものですね。
準備ができたら一気に破産するつもりなのでしょうか?
暗号資産のジェネシス、資金調達失敗なら破産申請と警告-関係者
この会社は昨日の記事で取り上げたグレースケールの関連企業で関連が疑問視されていますが、グレースケールの資産は安全に守られていると主張しています。
ただそれを信じる人はほとんどいないようです。
Bernstein Says Grayscale Bitcoin Trust Is Protected From Fallout at Sibling Company Genesis Global
FTXの破綻とともに再燃しているのが、ステーブルコインのテザーに対する不信です。
ステーブルというくらいなので、裏付けがあり安定しているはずのコインですが、実はそうでもなさそうです。
FTXは桁違いのポンジー詐欺でしたが、テザーはそれをはるかに上回る規模の詐欺であるという記事が掲載され、今注目を集めています。
そろそろ起こる暴落時に買い増ししようと備えている人の中には、テザーで資金を持っている人も多いと思われますが、ややハイリスクなのかもしれないと思いました。
暴落時に買うことは、取引所から引き出せないというリスクもありますので、メリットとデメリットを比較して方向性を決めるべきなのかもしれませんね。
少し前に買いオーダーを入れるべきだという内容の記事を書いてしまいましたが、思った以上にリスクがありそうです。
FTX on Steroids: Is “Tether” the Biden World’s Crypto BCCI?
昨日クリフハイは、今後五か月くらいの間に25-30%程度のコインが姿を消すことになりそうだ、という予測を出していましたので、どのコインを買うのかも生死を分けるものとなりそうです。
最近、謎の買い手が金の現物を大量に購入していることが報道されていましたが、正体は中国政府だったようです。
購入量は400トンだそうで、米国債を売却する代わりに金の現物を購入していることから、米ドル離れを加速させていると報道されています。
BRICSは金本位制による通貨導入をすることが判明していますし、これから来るのは本当の金の保有量の発表と金価格の価格改定によるバランスシートの改善なのかもしれません。
仮想通貨も可能性はあると思いますが、やはり安定感という意味では金に勝るものはないということなのでしょう。
個人的にはそれぞれ役割が全く異なるので、両方保有すべきだと思っていますが、心配であれば金と銀の現物だけでも良いのかもしれません。
それにしても前から金は希少金属で、埋蔵量が少ないというの定説でしたが、一気に400トンも買えるということは想像以上にたくさん存在するということなのかもしれませんね。
噂では中国の金保有量は13000トンを超えていると言われています。
そう考えると銀の現物を買う方がコスト的にはかなり優れていると言えると思います。
China ‘likely’ stockpiling gold to lessen reliance on US dollar