突然、銀の価格操作が一気に激化しました。
一気に$1以上、下げました。
どうやら銀のETFであるSLVの大規模な売りを仕掛けたようです。
すでにご存じだと思いますが、銀のETFの現物はありません。あるのは契約書だけです。
やっているのは、おなじみの犯罪者集団の銀行です。
価格を暴落させて、人が投資しないようにしたいのかもしれませんね。
経済が混迷すると、これ以上のことが起こります。
例えば、昨年の四月に原油価格がマイナス37ドルへと下落しました。
U.S. crude oil futures for May plummet to minus $37 — lowest price in history
これは契約書の価格を暴落させただけで、現物は現物として価値が残りました。
銀にしても株にしても、同じことができます。
例えば、今かなり追い込まれている先物取引市場ですが、銀価格をゼロ、あるいはマイナス40ドルに下落させて、市場を閉鎖させるということは、朝飯前です。
いずれにしても、銀の現物が枯渇しているので何かの理由をつけて、最終的には閉鎖することになると思いますが、
経済危機にかこつけて、価格操作で暴落させて、閉鎖に追い込むということは十分あり得ます。
覚えておきたいのは、先物市場の銀価格と現物の価格は違うということです。
例えば、価格が$0になると、プレミアムは$30になると思います。
目先の価格に惑わされず、現物をホールドしつつ、このチャンスに買い増しをするのが正解だと思います。
それか、もう少しするともっと下落する可能性がありますので、そのチャンスを待つのも一案です。
これは銀だけでなく、金も株も仮想通貨でも、突然暴落してゼロになるという可能性はあるということを知っておくべきです。
あらかじめ知っておけば、暴落したとしても落ち着いて対応できるはずです。
アムステルダムの賢人と呼ばれている投資家は、こうした動きに惑わされないようにと警告を出していました。