マネー

いったい何のため?

日本でもデジタル円の導入へ準備が進みつつあります。

しかし、腑に落ちないことがあります。

しばらく前にも書きましたが、それと同時に違う動きがあります。

11月からは新500円硬貨が導入されます。

そして2024年発行予定ですが、早々と新一万円札の印刷が開始だそうです。

 

11月から発行開始、新500円硬貨について知っておきたい10のこと

渋沢栄一の新1万円札印刷開始式 24年度発行へ準備進める

 

世界中でデジタル通貨であるCBDCの導入に向かっているはずなのに、どうしてその前にわざわざ新札と新硬貨を発行しようとするのか、疑問に思いませんか?

デジタル円発行予定ですが、まだ公表はされていませんが、他国の例では開発から実用化まで3-6年が標準のようです。

とすると、公表されている試験開始が2021年なので、日本でも早ければ2024年には実用化可能、遅くても2026年くらいには実用化されるのではないかと思われます。

この予定があるのにその直前になぜわざわざ新札を出そうとするのか? 不思議です。

 

私は今の世界経済を見ると、邪推ですが、世界経済の大混乱にかこつけて、預金封鎖+デノミの準備をしているのかもしれないと思っています。

アベノミクスでインフレを起こして、国家の負債を減らそうと画策したのに、失敗に終わったので、次の一手は預金封鎖して、新札と旧札を交換することによるデノミなのでしょうか?

デノミをせずにデジタル円に移行すると、今の体制をそのままデジタルに持ち込むことになるので、一度仕切り直すことを視野に入れている可能性はあると思います。

他国で経済危機が起こると同時に、日本でも一気に預金封鎖というシナリオは可能性としてありそうです。

 

日本では報道されていませんが、海外では日銀の動向が報道されていました。

「ターボエンジンの黒田がさらなる金融緩和とマイナス金利の深堀りをする」という記事です。

BOJ's "Turbo Kuroda" Calls For Even More QE And Even More Negative Rates

どうしてもアメリカ経済に目が行きがちですが、日銀の政策もかなり行き詰っています。

どんなにやってもインフレにはなりませんね。

異次元の金融緩和とマイナス金利を扇動したのは、間違いなく日本ですし、アメリカより先に日銀が追い込まれてもおかしくありません。

 

あと菅総理の辞任について、海外では「アベノミクスの終わり」と報道されていることにも注目ですね。

"The End Of Abenomics" - Japan's Struggling Prime Minister Suga Unexpectedly Steps Down

 

世界経済がかなり煮詰まってきており、日本も例外ではありません。

現時点では個人的には次の金融システムへの移行は、うまくいかないと思っていますが、

今は何が起こっても不思議ではない時期に入りつつあるので、ご注意ください。

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