ところで、アメリカドルが基軸通貨の座を追われる日についてです。
これはすぐには来ないかもしれません。
しかし、今のアメリカの経済状態を考えると、そう遠くはないのかもしれません。
IMFにおいて、アメリカはいかなる動議も無効にできるだけの票を持っていると言われています。
つまり、基軸通貨である米ドルをその座から降ろそうとしても、アメリカ単独でその動議を無効にできるため、そう簡単にはいかないと言われています。
しかしいま米国が抱える債務の額、そして基軸通貨である故、米国外で流通しているドルの量は計り知れないほど多いです。
アメリカ国内で流通するよりも大量のドルがユーロダラーシステムで流通しています。
米国の債務をリセット、つまり破産しなければならない時、いわゆるユーロダラーシステムで流通しているドルもリセットすることになります。
しかし、それは債権国からは簡単には認めてはもらえないと予測されます。
あるインサイダーは、アメリカは債務のリセットと引き換えに、基軸通貨の座を他に譲ることになるだろうと予測しています。
昨日のブログでも触れましたが、トランプ大統領は就任できればの話ですが、債務のリセットを考えているようです。
債務のリセットは常識的に考えれば、かなり難しい荒業だと思います。
しかし、バイデンが大統領になったとしても、行きつく先は大して変わらないのではないかと思います。
そうなると、アメリカドルはメキシコペソのような存在になるのかもしれませんね。
今年も債務を大幅に増やすことは必至で、どうせ債務のリセットを目論んでいるのであれば、今どれだけ国民にお金を配っても構わないと考えているのかもしれませんね。