コロナで経済的に困窮すると、生活費を切り詰めようとするものですが、その中には教育費もあります。
しかし、海外の大学はそれ以上の影響を受けています。
旅行の制限 → 留学生が来なくなる
ソーシャルディスタンス → Zoomでの授業の割合が増えてくる
収入の低下 → 自宅から通おうとする生徒が増える、それか大学進学をあきらめる若者が増える
In 15 Years From Now Half of US Universities May Be in Bankruptcy
以下はハーバード大学の教授がアメリカにある4000の大学のうち50%が今後、10-15年のうちに倒産すると述べたことに対する反論記事。
No, Half Of All Colleges Will Not Go Bankrupt
しかしこれはアメリカだけのトレンドではありません。
イギリスもオーストラリアも状況は大して変わりません。
特に就学生に頼っていたところの経営はひっ迫しており、政府からの資金注入を必要としているようです。
Emergency loans for universities about to go bust
こちらは留学生の数か多い大学のリストです。
アメリカでは小さな町に大学があり、その町の経済が大学を中心に回っている場合がよくあります。
つまり大学の経営が傾くと町全体がダメになるというわけです。
生徒としても、自分が行こうとする大学が倒産しないかどうかという基準で大学を選ぶことになると思いますし、競争の激化そして、勝ち組と負け組がよくはっきりしてくるのだと思います。
学生向けの不動産に関して言えば、私大をできるだけ避けて、よく選べばよい押し目買いになるかもしれませんね。