トランプ大統領のイラン戦争の目的については情報が錯綜しています。
本当の目的はイスラエルを破壊することだとする意見もあれば、EUとNATOを破壊することだと推測する人もいます。
目的の一つとしてありそうなのは、崩壊していく国家を犠牲にしてアメリカはリセットを行い、新たな国家として生まれ変わらせることを目的としてイラン戦争を仕掛けていると推測する人もいます。
目的もなく戦争を仕掛けるトランプ大統領は狂っていると主張する人もいる一方で、詳細を見ていくと緻密な計算が見て取れます。
例えば、最近注目されているこの教授によると、トランプ大統領の目的の一つは中東の原油と肥料の流れを止めることだとしています。
つまりトランプ大統領の目的は戦争に勝つことではないというのです。
ホルムズ海峡の封鎖が行われることで、世界はエネルギー危機と食糧危機に陥ることになります。
そして各国は新たな供給先として、原油大国であるアメリカとロシアに頼らざるを得なくなるという点を指摘しています。
ここにはもう一つの目的が隠されています。
現在、エネルギー危機に陥っているEUと日本は大量の米国債を保有しています。
アメリカにエネルギー供給を依頼するということは、米国債の売却が出来なくなることを意味しています。
トランプ政権はすでに7/4に新米ドルのリリースを発表しています。
新米国債のリリースと既存国債からの切り替えと同時に大幅な切り下げもセットで計画しているはずです。
つまり退路を強引に断った上で、リセットを強行する可能性が高そうです。
7月の予測修正、そして金融リセットはトークン化された米国債のリリースとなるのか?
もう一つ注目すべき点があります。
トランプ政権は昨日、アメリカがNATOからの脱退を検討していることを表明しました。
ホワイトハウスを訪問したルッテ事務総長と脱退の協議を行いました。
会談後の会見で、ルッテ事務総長はトランプ大統領のことを「ダディ」と呼び、媚びを売っていました。
NATO側が非常に低姿勢を保っていることには理由があります。
アメリカが脱退すれば、NATOの予算の60.2%に相当する巨額の軍事資金供給が止まります。
また燃料補給機を供給を止めるため、NATOは長距離での戦闘能力を失うことになります。
アメリカは諜報を共有しているだけでなく、10-20発の核ミサイルを供給していますが、全てを引き上げる事になります。
EUに存在する37の基地には65000人の米軍兵士が駐留していますが、引き上げる事をも意味しています。
つまりアメリカが脱退するということは、NATOが凋落ではなく崩壊を意味すると専門家は考えているようです。
さらに別の意味もあります。
アメリカの資金援助はヨーロッパの社会保障と年金をも支えています。
アメリカがNATOを正式に脱退すれば、数週間も経たないうちにヨーロッパでは債務危機が発生するはずです。
そして不法移民たちを支えてきたシステムが崩壊することになりますが、彼らは突然支援を失う時にどう反応するでしょうか?
ヨーロッパでは混乱が始まりますが、同時に先回の記事で取り上げた「棍棒を持つ少年たち」が登場することへとつながっていきます。
"イスラエルの間違い"→"ノブ(こん棒)を持つ少年たち"の登場
突然大勢のNATO大使が日本を訪問することになりましたが、理由はこの辺りにありそうです。
ヨーロッパが混乱すれば、当然資金はヨーロッパからアメリカへと流入することになります。
ヨーロッパの債務危機は1920年代にアメリカの空前の好景気をもたらしましたが、同様の効果が起こると考えられます。
結果としてアメリカはヨーロッパの混乱を傍目にリセットを行い、比較的短期間で経済的復興を遂げることになるのかも知れません。
もしイラン戦争の目的の一つがアメリカのリセットだと仮定すると、トランプ大統領は天才ということにならないでしょうか?
