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トランプ政権の関税圧力はリセット計画の一部?

先回の話の続きです。

今日の話は推測に基づく話ですが、複数の専門家が状況を分析した結果として述べていることです。

昨日の記事で、クリフハイの予測として金と銀はそれぞれ$50,000と$2,000を通過点として、突破し天文学的な数字になるという見通しについて書きました。

数字が極端に高いために半信半疑の人もいれば、かなり話を盛っていると感じる人もいるかもしれません。

イーロンマスクが1000倍もの巨額の簿外資金を見つける件も、現在進行していることを考慮するとより分かりやすいかもしれません。

金と銀は天文的な価格に到達するようだ

 

現在トランプ政権が経済のリセットを試みていることは明白だという意見があります。

アメリカ国内に金が大量に流入しており、ここ数か月だけで2000トンを超えています。

なぜ大量の金がアメリカに流入しているのかに関しては複数の説がありますが、関税だけが理由ではないと考えられています。

理由として注目されているのは、輸入された金のほとんどはコメックスには納入されていないという事実です。

アービトラージを狙うのであれば、コメックスで販売されるはずだというわけです。

そのため金の大半は「お金」として持ち込まれている可能性が指摘されています。

正確なところは誰にも分りませんが、専門家の間ではトランプ政権がリセット計画の一部として、大量に持ち込んでいると考えられるようになっています。

 

以前にも紹介しましたが、トランプ政権のチーフエコノミストのスティーブン ミラー氏は昨年にドル取引の再構築に関する論文を発表しています。

彼の意見によると、関税引き上げは国際取引のドルシステム再構築の"ツール"という位置づけです。

彼のリセット計画は非常に野心的なものです。

関係すると思われるのがベセント財務長官ですが、もこの政権の一員として必要とされて呼ばれたと話していますが、本人は金が好きなことで知られています。

少し前に本人はアメリカ人は「経済的な痛み」を受け入れなければならないとも話しています。

またトランプ大統領もベセント財務長官共に「経済のデトックス」の時期に来ていると発言しています。

そうこうしている間にも大量の金が輸入され、金の監査の準備が進んでいます。

 

金価格改定をするという意見もありますが、米国債務の一部圧縮には役立ちますが、決定的な解決策とはなりません。

そのためトランプ政権がやろうとしているは、債務問題の解決だけでなく次のシステムへの橋渡しまで考えているはずだと多くの専門家は考えるようになっています。

彼らが考えているのは、非常に大胆な改革で金価格を思いっきり高騰させることで債務を吹き飛ばしてしまおうということです。

これは言い換えれば、通貨の大幅切り下げをしようとしていることを意味しています。

アメリカはリセットと同時に製造業を復活させることが目標ですが、現在は関係国が通貨安誘導をすることでうまくいっていません。

トランプ政権としては関税引き上げを攻撃材料として、交渉相手をテーブルに着かせてリセット計画を受け入れさせようとしている可能性が大です。

アメリカ中心のリセット計画を各国に強要しつつ、同時に金を増やすと同時に監査で判明した金の量と新規で発行した通貨の量を勘案して、金価格を大幅に引き上げるという計画ではないかとする声が出始めています。

また金価格引上げは通貨の切り下げを意味しています。

こう考えるとトランプ政権が関税方針で二転三転している理由も説明がつきます。

 

この影響ですが、貴金属現物を持っている人は非常な恩恵を受けるものの、紙とデジタルの資産しか持たない人は大損をすることを意味しています。

通貨切り下げはインフレを促進するもので、ハイパーインフレを引き起こす可能性があります。

西側諸国も足並みを揃える可能性が高いことや貴金属を持っているのはごく一握りであること考えれば、世界規模で大半の人が資産を無くすことを意味しています。

また政府はほとんどの人が金を持っていないため没収ではなく、通貨を発行することで貴金属の入手を試みる可能性が高いとも考えられています。

成功する確率は低いと考えられているようですが、債務を考えるとこれ以外に有効な打開策はないとも言われています。

 

金価格は保有量と発行された通貨の量の比率で決まることになりますが、ここでクリフハイの予測が関係しているように思われます。

先回の記事で書いた$82,000という数字は2007年のデータを基に計算したものです。

金価格を大幅に引き上げようとしているタイミングで、DOGEが裏帳簿を発見してしまうというのが予測です。

アメリカは実は公表しているよりも1000倍も多くの通貨を発行していたことが明るみに出たら金価格はどうなるのか、というのが焦点になります。

DOGEが$5000を配るという計画も、リセット後に国民を落ち着かせるための救援という色合いが濃いものと思われます。

 

アメリカ政府にとっては、通貨の切り下げをする以外に解決策はなく、そのためには金価格を大幅に引き上げることがどうしても必要になります。

しかし国民にとって非常な痛みを伴うため、失敗すればカオスとなる可能性が高く成功する確率は高くはありません。

トランプ大統領が関税発言を繰り返すのを聞く時に、我々はリセットの足並みを揃えようとしていると理解すべきなのかもしれません。

やはりクリフハイが勧めているように、今は現金から現物に切り替えを急ぐべき時期なのでしょう。

ちなみに遠隔透視家の予測によると、トランプ政権は80%の通貨切り下げを行うとしています。(つまり100ドルが20ドルになるということ)

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