SNSではMMTerとオーストリア経済学信奉者との争いが繰り広げられています。
私は今更、議論することや説得のために時間を使うことは無意味だと思います。
いくら話したところで理解を得ることは不可能ですし、攻撃されたと感じた相手はもっと自説に固執することになります。
説得しなくても、もう少しだけ放っておけばMMTerは自然と消えていなくなります。
もちろんこんな与太話をあたかも本当のことだとして広めて、多くの人を洗脳していることは本当に迷惑であることは言うまでもありません。
イエレン財務相は過去12か月の間に21兆ドルの米国債を発行しました。
これだけで巨額ですが問題は再担保に再担保が行われ、少なくとも7倍以上に膨れ上がっているということです。
MMTも最終局面に差し掛かっています。
今の時点で大切なのは、金融システムが崩壊する瞬間に何が自分の手元にあるのか、という点です。
金融システムはいつ崩壊してもおかしくないところにまで来ています。
昨晩の報道よると、FDICは63の金融機関が破綻寸前であることを認めています。含み損は加速的に増えています。
銀だけではありませんが、何かを発注して代金を支払い済みで、品物がまだ届いていないという場合があるかもしれません。
品物が届く前にシステムが崩壊するようなことがあれば、品物はあなたのものにはなりません。
ですから、今買うようであれば必ず在庫があるかどうか確認して買うようにすべきだと思います。
発注して数週間後に品物が届くというような場合は、諦めて在庫の中から買うようにしてください。
崩壊が起こるその瞬間に、何が手元にあるのかが大切であることを覚えておいてください。
ところで6/9にペトロダラーは公式に終了します。
あまり報じられていませんが、ロシアと中国はサウジアラビアがBRICS加盟国になったことを再度公表しています。
調べたところ50年前のニューヨークタイムズで、キッシンジャーがペトロダラーの基盤となる契約を取り付けたことに関する記事がありました。
これも今週末で公式に終了します。
アメリカがロシアに対して戦争を仕掛けるのも不思議ではありませんね。
将来的には金は国際取引の決済手段として使用され、銀は人々がお金として使用するようになります。
金をたくさんもっといる人は銀に変えておいて、銀価格が高騰した後に金に戻す方がよいのではないかと思います。
クリフハイは今月に銀価格が高騰を始めると言っていますが、もう本当に時間がないのでしょう。