順調に上がり続けてきたアメリカ不動産ですが、価格の上昇に歯止めがかかりつつあるようです。過去数年間、毎年7%前後の価格上昇がみられてきましたが、この春ごろから鈍化しているとのこと。
住宅を求めるニーズは根強いものの、そうした人たちが購入できる価格帯の不動産はほぼ売れ切れとなっており、売れ残っているのは高価格帯の物件ばかり。そうした物件の価格はすこしずつ下落しているようです。
つまり買いたい人はたくさんいるけれど、買える物件がほとんどないという状態です。
今後、デベロッパーがニーズがある物件を市場に供給できるようになるまでの数年間は、この状態は解消される見込みはなさそうです。