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米国通商拡大法 第323条について

この世の中には偶然はありません。

全ては起こるべくして起こっており、自分には関係がないとしても世の中の誰かにとっては重要な意味があります。

新年のパーティーでメラニア夫人が銀のドレスを着用していたことが話題となりましたが、偶然ではないでしょう。

 

ところで重要鉱物を巡る進展がありました。

今月から中国は銀の輸出規制を始めたことは知られていますが、それに対応してトランプ大統領は通商拡大法セクション323に関する声明を発表しました。

声明の要旨がホワイトハウスのホームページに掲載されています。

ADJUSTING IMPORTS OF PROCESSED CRITICAL MINERALS AND THEIR DERIVATIVE PRODUCTS INTO THE UNITED STATES

 

アメリカの重要鉱物の輸入先には、友好国と非友好国が存在します。

ここでの問題は非友好国で中国は輸出規制をかける一方で、反対にトランプ政権は西半球から中国を追い出す動きを強めています。

銀の精製は中国がマーケットの60%を占めていますが、アメリカは大規模精製施設の建設を行う計画を発表しています。

今回の声明で、アメリカは関税の導入は180日以内に導入するかどうかを決定するとする一方で、通商代表は「最低価格」の決定や他の貿易規制導入を検討することが示唆されています。

重要鉱物には銀だけでなく、ウラン、レアアース、銅などが含まれています。

 

以下がアメリカの対策のようです。

最低価格を設定するということは、アメリカが他よりも高い価格を提示して買うことを意味しています。

すでに中国とインドは鉱山にスポット価格より8-10%高い価格を提示していることが知られていますが、それよりも高い価格で買うことになります。

また高い価格で買うということは、価格を押し上げることになりますので、事実上の関税と大差がありません。

アメリカは南米から中国の排除を始めているのと同時に、現物がアメリカ国内に流入する動きを強めています。

現在は南米から大量の鉱物を買い占めており今後数年間分の供給を確定した後に、今後180日の間のいつかのタイミングで関税を導入することになります。

それまでの間は中国は変える場所から必死に現物を買い集めることになりますし、アメリカも高い価格を提示して南米を中心に現物調達をするはずです。

最終的には関税導入により、価格は一層の高値となると思われます。

すでにアメリカの通商代表は各国との交渉を活発化させています。

銀を含む鉱物を巡り、大国の意地をかけた戦いが表面化しているわけです。

今後は、グリーンランドを巡る争いと中国寄りのスタンスを見せているカナダを巡る争いが表面化していくことになるはずです。

最近は、銀は過熱気味なので売り時だとする専門家の意見が相次いでいます。

しかし現在は世界の覇権を巡り、アメリカと中国を中心に鉱物の取り合いが過熱していますので、本番はまだまだこれからです。

またアメリカや中国が血眼になって現物を買いあさる様子を見て、鉱山企業や各国も自国保護の態度を打ち出してくる可能性が高まっています。

現物の取り合いが始まっていますので、これは同時にペーパーシルバーの重要性が下落していくことも示唆しています。

価格の高騰に伴い鉱山株への注目が高まっていますが、鉱物が地政学的な意味を持ち始めているため、鉱山は最終的には国有化されると考えておくべきだと思います。

 

それまでの間は激しいボラティリティが続きますし、一般人に現物を売らせようとする洗脳工作やコメックスのマージン変更が頻繁に行われていくことになります。

クリフハイによると、これからの時期には10-20%のボラティリティが見られるようになり、価格の乱高下が発生するとしています。

その後には$20-$50もの価格変動が起こり、最終的には一日に$200の変動が起こるようになった後に、銀は入手不可になるとしています。

市場は3月に閉鎖に追い込まれ。金融システムに深刻な問題が発生すると考えているようです。

 

銀は本物のお金ですが銀はそれ以上の存在です。

銀は今や金融や工業を超えて、地政学的に重要な鉱物であるとみなされています。

我々銀スタッカーは、価格変動のことは気にせずに高みの見物を続けていきたいものですね。

では良い週末をお過ごしください。

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