アメリカ不動産情報 マインド

不動産の処分には時間がかかる件、そして明日は大統領就任式。

今週は移動が多いのと、泥臭い作業に追われているためにブログの更新が不定期になります。

今はクリーブランドに来ており、今日はピッツバーグに移動します。

不動産は流動性が低いとよく言われますが、急いで処分すると損をすることになります。

私もシステム崩壊が迫っている中で、不動産をできるだけ早く処分しようと思っており、安値でも構わないので売りに出している最中です。

 

アメリカではタイトルカンパニーと呼ばれる決済会社が不動産決済を行い、売買代金として小切手を発行します。

10日ほど前にある物件の決済があり、小切手を持って銀行に行ったところ換金に10日もかかると言われてしまいました。

不動産売買で受け取るCashier's checkとは、金融機関が発行した小切手のことです。

普通の小切手とは異なり信用性があるため、以前は換金に1日しかかからなかったのです。

銀行員に10日もかかる理由を尋ねましたが、額が高額なのでという回答しか来ません。

私の勝手な想像では金融機関に対する信用不安があり、銀行が発行した小切手でも不安なため、確実に換金するまでは資金を手渡さないということなのだと思いました。

時期が時期なので、早く資金を別の資産に変えたいと思っているところ、10日もの待たされてややイライラしているところです。

 

別の物件の話です。

物件を処分する際には入居者を出して、空室の状態で販売するのは鉄則です。

入居者がいる物件を購入するのは、トラブルを購入するようなものというのは投資家の共通認識ですし、自宅として購入する人にとっても良い話ではありません。

また購入前に物件検査が良くできないというデメリットもありますし、入居者がいる状態で売りに出すと価格を下げざるを得なくなる場合も良くあります。

ある物件ではしばらく前から入居者が家賃の支払いが滞るようになり、売却することを検討していました。

今回、入居者には退去通知と売却する旨の通知を行いました。

私は管理会社に依頼して、管理契約書を毎月の自動更新にするようにしています。

普通の管理会社は一年更新のところが多いのではないかと思います。

毎月更新にすることにはメリットが多く、入居者が問題を起こす時に比較的素早く退去させることができます。

 

アメリカの場合、家賃滞納が起こり大家が強制退去をしようとする場合、入居者が抵抗をする場合が良くあります。

つまり「物件の状態が悪いから、家賃を払わないんだ」と言って開き直るのです。

実際に強制退去の裁判を行うとこのような主張を行うわけですが、アメリカでは入居者の権利が認められているために退去命令を出す前に、物件の修繕を大家に命じることが起こり得ます。

これをやられると退去が長期化するだけでなく、大家にとっては持ち出し金額が大きくなりがちです。

そのために私は退去を行う場合、家賃の未払いではなく賃貸契約更新をしないことを理由に退去させるようにしています。

今回の入居者は退去を行うと知り、突然物件の状態があちこち悪いと言い出しましたが、すでに手遅れです。

どうやら家賃を少しずつ滞納しても大丈夫だろうと、タカをくくっていた節があります。

予め落とし穴を知っておくと、トラブルを未然に回避できる典型例だと思います。

 

強制退去と売却が同時進行という状況ですが、私自身が早く売り抜けたいので価格を大幅に安く設定することにしました。

購入してから10年以上保有している物件ですが、販売価格安く設定しても当時の購入金額の8倍くらいで売却できる見通しです。

その間、インカムゲインを得続けていたわけですが、最後には利回りが45%位になっていました。

アメリカ不動産には再度参入する予定ですが、10年以上保有していたことで、エリア特性のノウハウを十分理解しました。

この物件の周辺でも大量の売り物件が出ると思いますが、購入する計画を立てています。

 

 

トランプ大統領の就任式は明日の月曜日です。

就任初日に暗号通貨に関する大統領令が出されることになっています。

今後数か月間は、歴史上類を見ない規模の資金の移動が行われることになるはずです。

トランプ政権が目指しているのは、暗号通貨とベーシックインカム(UBI)の導入です。

戦争の終結、FRBの廃止と債務帳消しを標榜しつつ、抗議活動をする人たちをテロリスト扱いすることになります。

政府職員は大量に解雇し代わりにAIを導入する計画で、解雇された職員は米ドルのステーブルコインをUBIとして受け取ることになる見込みです。

ヘデラハッシュグラフについては以前に触れましたが、ハッシュグラフテクノロジーは人一人一人を追跡するために使用される予定のようです。

 

ここ最近は米国債の金利上昇が止まらず、何とか抑え込むためにFRBは必死になっているようです。

3000兆ドルとも4000兆ドルとも言われるデリバティブの崩壊が始まる時に、トランプ政権の計画が予定通りに行くと私には思えません。

トランプの大統領就任翌日に、アメリカ政府は債務の上限に到達しますが、バイデン政権の置き土産のようです。

米財務省の現金は枯渇し、アメリカ政府は一部デフォルトに追い込まれると見られています。

今週は早くも大混乱の幕開けといったところなのかもしれませんね。

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