今朝YouTubeを見ていたところ、面白い動画を見つけました。
カリフォルニアの銀鉱山から鉱石を採掘して、精製するのにいくらかかるのかという動画です。
もちろん特別な技術があるわけではない個人がやっているので、大企業がやれば効率が良いという意見はありますが、それでも参考になる内容です。
1oz(正確には1.2oz)の銀を採掘し抽出することに成功しましたが、かかったコストは以下のとおりです。
石灰 $1.5
プロパンガス $16.50
精製容器 $4.50
つまり精製するためにかかった材料代の原価が$22.50とのことです。
現在は$30くらいで販売されているので、利益は$7.50くらいです。
しかしこれに人件費や鉱石は含まれていません。
この作業にかかった時間は5時間でしたので、時給換算になると$1.50ということになります。
カリフォルニアの最低時給は$16なので、10/1位ということになります。
もちろん大企業であれば重機で大量に鉱石を取り出し、もっと効率の良い機械で精製するのでしょう。
とはいえ、ここからわかるのは現在の価格は採掘コスト程度の価格でしかないということです。
このように考えてみると、現在の銀価格はほぼ原価に近い水準だということがわかると思います。
昨日は利下げが行われ、同時にアメリカ政府予算が通らず上限撤廃が視野に入るなどとインフレが急加速する局面に入りつつあります。
まだ安いうちにできるだけ買い集めたいものです。
私はまだ一般にジャンクシルバーと呼ばれる1964年より前に発行されたコインの収集を、ブローカーに依頼しています。
その中でも未流通のものばかりを集めるようにお願いしていますが、数が限られているのが難点です。
古いコインなので数が少ないことに加えて人気があります。
その中でも未流通のグレードのものは、数が限られています。
ジャンクシルバーは古いコインなので、普通は汚れや摩耗があります。しかし未流通のものは未使用に近い状態だとされています。
このコインの利点はアメリカ鋳造所発行のコインなので、非常に信頼性があります。
小さいコインなので、お釣りが出ない局面では非常に便利で無駄がありません。
同様にイーグルコインも信頼性がありますが、やや割高なのとサイズが1ozしかありません。
ジャンクシルバーは使わずに長期間保管しておけば、アンティークになると思いいます。
日本国内では入手困難なのとかなり割高なので、もし輸入をご希望の方がいらっしゃれば下のリンクからお問い合わせいただければと思います。