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ジャンクシルバーは日本では高額

最近、海外の不動産と貴金属の入手と保管の作業を続けています。

毎日のように様々な出来事が起こりますが、目先の動向を追い続けても仕方ないので、やるべきことに集中するようにしています。

 

私は紙とデジタルの通貨を処分して、貴金属に変えることを勧めているわけですが、英語には"Coin of the realm"という表現があります。

これは法定通貨を意味する表現であり、金と銀のコインのことを指します。

これに対して紙の紙幣は"Fiat currency"という言葉が使われ、不換紙幣を意味しています。

このブログでは不換紙幣を売って法定通貨を手に入れることを勧めているわけです。

 

同じ金と銀でもコインかどうかで厳密には区分が異なります。

アメリカで言えばイーグルコインですし、カナダであればメープルコインとなります。

残念ながら現在の日本には法定通貨は存在していません。あえて言うとすれば5円玉と10円玉がそれに該当するのかもしれません。

同じ銀を買うのでもバーを購入するのと、コインを買うのでは同じ銀を買うとしても性質が異なります。

日本では多くの人はキロ単位のバーを購入していると思いますし、今は売却する時にもやりやすいと思います。

ただ経済が混乱している時には、サイズが大きいバーを売ろうとすると問題が発生しやすくなるはずです。

中身が本物でないかと疑われたり、盗難品でないかとの確認に時間がかかることが予想されます。

そのため可能であれば、コインの分類されるものであれば海外では通用しやすいという現実があります。

 

アメリカの法定通貨というのは、イーグルコインとジャンクシルバーと呼ばれている1965年以前のコイン(銀含有率90%)が法定通貨ということになります。

名前がジャンクということと、古いコインなので汚れていたりすり減っているために新しい物好きの日本人には好まれないかもしれません。

しかしジャンクシルバーを買うことには、非常なメリットがあります。

経済システムが崩壊すると人々は銀行預金を失います。そして数週間か数か月かは分かりませんが、紙の通貨も価値を失います。

その時にコインが威力を発揮するわけですが、ここでの問題は買い物をするときに人々はお釣りがないということです。

ジャンクシルバーのダイム(10セント)は一番小さな銀貨で、お釣りが出ないように取引をするのに最適です。

お釣りが出ないばかりに取引ができないという事態も発生するかもしれません。1オンスの銀では多すぎる取引も多数、あるはずです。

ダイムがない時は、クオーター(25セント)とハーフダラー(50セント)も使えるようになるはずです。

数日前にアメリカである女性が、600万ドル以上をつぎ込んで10セント銀貨の在庫を買い占めたという話を聞きました。

ジャンクはアメリカでは圧倒的な威力を発揮することになります。

新しいコインには追跡装置が仕込まれているという疑惑がありますが、ジャンクにはその心配がありません。

 

「お釣りがない」という問題

 

もう一つの選択肢としては、10/1オンスのコイン(あるいはラウンド)を購入するという方法があります。

こちらは銀の量で換算するとやや割高ですが、実際に使用する時には威力を発揮します。

理想的には小さいコインが最高ですが、難しい場合はサイズが小さいラウンドも視野に入るのかもしれません。

経済崩壊後の日本ではどうなるのかは分かりませんが、小さいサイズの銀現物は大きいものよりも使いやすいことだけは間違いないと思います。

その上でコインに該当する商品かどうかも信頼性に影響を与えるものとなると思います。

ただ日本では正貨に該当するものがないので、著名鋳造所の小さい製品であれば通用しやすいと思います。

 

上で書いたジャンクシルバーの10セント硬貨は、日本ではかなり割高な価格で販売されています。

安いものでも1000円くらいからとなっていますが、アメリカでは$2.3くらいなので330円くらいで入手できます。

 

10分の1オンスのコインとラウンドは日本では取り扱いが少なく、1800-2000円もしています。

海外の場合は$7くらいで円換算だと1000円程度です。

 

私は最近、あるコインディーラーとやり取りを繰り返しており、話をしたところ買いたい人がいれば日本まで直接送ってくれるとのことです。

日本国内での価格が高いことを考えると、サイズが小さな商品を輸入することはメリットがあると思います。

送料がかかることを考えると、最低でも数十万円以上の予算の方になると思いますが、海外から直接購入したい方はご連絡いただければ取次いたします。

(私は話を取り次ぐだけで、販売元はブローカー直になります。)

古いコインでも気にしないという方にとっては、ジャンクシルバーはまだ入手できるうちに買うと良いと思います。

特にアメリカで不動産を買うつもりの人は、ジャンクシルバーを買っておくと良いと思います。

気になる方は10/1オンスのコインやラウンドは使うときには便利だと思います。

 

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