私のビジネスパートナーの中に優秀な家族がいます。
この方は医師で病院経営をしていて、超が付くほどの金持ちなのですが、それだけにとどまりません。
弟は弁護士で、ホワイトハウスの法律顧問。兄はアメリカ人ならだれもが知っているアニメの作者。別の兄はハリウッドの映画監督。
他にもハリウッド女優がいたり、有名歌手がいたりと盛りだくさんな家族なのです。
昨日話をしていたら、娘二人はハーバード大学とコロンビア大学に行っており、某有名ブランドの専属カメラマンをしながら大学で勉強しているそうです。
どう考えても普通の家族ではないので、親はいったいどういう教え方をしたら子供がそんな優秀に育つのかと聞いたところ、面白い答えが返ってきました。
両親は普通の方たちのようですが、教育方法が少しだけ違っていたそうです。
どこが違うかというと、子供がしたいと思うことを全力でサポートしたそうです。
例えば、この三人兄弟全員は幼い時から将来なりたいと思うものが決まっていたそうです。それぞれ政治の道に進むこと、医師になること、そして大好きな漫画を描くこと。
普通の親ならば、子供にとっての最善を願い、やることを押し付ける傾向があります。
しかし彼によるとそれは逆効果だそうです。小さな子供が漫画にはまっていたら、普通の親ならば心配するものですよね。
しかし彼の両親は子供がやりたいと思うものがあれば、それが何であれ全力で応援してくれたそうです。
彼はそれに倣い、自分の娘たちにも好きなこと、やりたいと思うものを全力で応援しているそうです。それでハーバート大とコロンビア大に入学し、かつ世界的な有名ファッション雑誌とブランドのの専属カメラマンをしているというのですから、教育方針は正しいことは結果を見れば分かります。もちろん生まれつきの能力も関係あるのでしょうけれど。
子どもの才能を伸ばしたいと思うのならば、教育ママ的になって、いろいろと押し付けるのは逆効果ということですね。
ちなみにこのホワイトハウスの法律顧問をしていた方は、今はアマゾンの子会社の副社長をしているそうです。もし余裕があれば、我々の事業にも役員として参画してもらえないか、打診してもらうことになりました。