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フォートノックス金備蓄の監査はいつ行われるのか?

銀価格の高騰が止まりません。

先週はCMEで取引が中止となりましたが、今月は半ばくらいには現物が完全に枯渇するのではないかと見られています。

噂では7000メトリックトン不足しており、供給できなければデフォルト、あるいは強制的な現金決済ということになるようです。

当初はインドと中国が銀現物を大人買いしていましたが、ここにきてサウジ、カタール、UAE、トルコといった国家も参入しているだけでなく、政府系ファンドも大量に買っています。

中東の億万長者のプリンスたちが買うのは、先物ではなく現物のみです。

あるインサイダーが先週述べていましたが売却可能な現物は3000万ドル分しかないそうです。

つまり一つの国、あるいは一人のビリオネアが買えばもう終わりという所まで来ています。

 

過去150年以上も続いてきた経済システムの最も重要な部分、そして嘘で塗り固められてきた部分が今月崩壊しようとしています。

今朝は$58を突破していますが、まだ安値圏です。現物が手に入るうちは、まだ買い続けるべきでしょう。あと少しで入手困難となります。

これまで辛抱強く銀を買い続けてきた皆様は、これからがいよいよ本番です。

 

クリフハイの予測はいよいよ的中が近いのではないかと思います。

データによれば、突然高騰が始まり最終的には「アンオブテニアム(UNOBTANUM)」つまり入手不能な品物となります。

データではいつの年かは分からないものの「12月に銀スタッカーたちは、子供から孫、ひ孫に続くほどの資産を手に入れたことを理解し、資産運用計画を考え始める」とあります。

現在の状況からすると、今年のことのように思えてなりません。

$600はただの通過点に過ぎず、金銀比価で1:1を突破し最終的には10:1になるというデータもあります。

銀価格の高騰は同時に、人類が隷属状態から抜け出て新たな時代に突入する重要なサインでもあります。

まだ緊張の日々が続きますが、スタッカーの皆様、まずはおめでとうございます。

 

今後、注目すべき進展がありアメリカの金価格再評価についてですが、それについて書きたいと思います。

今年に入り、イーロンマスクはフォートノックスの金の監査をすべきだと主張しました。

 

その直後、トランプ大統領もフォートノックスの監査について発言しました。

「我々はフォートノックスに行き、金が確かにあることを確かめなければならない。もし金がないとなれば、我々は非常に憤慨することになる」と語りました。

その後も個人的に訪問するといった発言があったものの、具体的な日程の発表はなく立ち消えになったと思われていました。

しかし真相は立ち消えになったわけではなく、アメリカ政府保有の金監査のための正式な法整備が行われていました。

今年の6月、金備蓄透明化法案という名称の法案をトーマスマッシー議員が提出し、議会で採決されました。

H.R.3795 - Gold Reserve Transparency Act of 2025

法案によると、フォートノックス、ニューヨーク、ケンタッキー、コロラドなどにある金備蓄の第三者による監査を2026年3月末までに行うことを規定しています。

法案は監査方法を規定しており、インゴットのシリアルナンバーの照会、専用機器を使用してのインゴット中身の純度検査、その後に金価格引上げについての決定がなされることになります。合計で2か月を予定しているとのことです。

監査結果は議会へ報告され、一般公開されることになります。

またコントローラーは問題の追及のために、FRB、財務省だけでなくすべての機関を調査する権限が与えられています。

 

ここで疑問は本当に金がきちんと保管されているのか、という点です。

フォートノックスの金塊が売りに出たという話はよくあります。

シリアルナンバーで確認し検査のために穴をあけてみると、金は表面だけで中身はタングステンであったというものです。(タングステンと金は重量がほぼ同じ)

これは一度や二度ではなく、同じような話がまことしやかになされています。

噂では50-70%は偽物とすり替えられているという話もあれば、本物はすべて無くなっているという意見もあります。

いずれにしても、トランプ政権が法律に基づきアメリカ政府備蓄の金の監査を近々行いますので、真偽が判明することになります。

仮に偽物が多く含まれていることが判明すれば、米ドルの信頼性に深刻に影響が及ぶことになります。

そして犯人解明と追及の動きが始まることになります。

 

ここで興味深い動きがあります。

真偽は不明ですが、突然JPモルガンの金トレーディングデスクのスタッフ全員に辞令が出され、急いでシンガポールに行くことが命じられました。

この突然の動きには様々な推測が浮上していますが、アメリカ政府の金備蓄監査との関連を疑う人もいます。

JPMといえば、ニューヨークFRB金保管庫と地下通路でつながっていると言われていますし、この突然の動きには疑惑が深まります。

いずれにしても、アメリカ政府備蓄の金監査は直近で行われる見通しです。

監査結果は非常に驚くものとなるのかも知れません。

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