最近、ある方から話を聞きました。
非常に深い内容でここで書くことはできませんが、改めて銀貨の重要性を再認識させられました。
もしかしたら巷でよく聞くある陰謀論は本当なのかと思わされました。もう少し調査したいと思います。
今の世界の問題の根底にあるのは、各国の中央銀行とそれらを指示するBISが無限に通貨供給するというケインズ経済学の問題に起因しています。
人々が貧困に陥ったり、あちこちで戦争が起こるのも元を辿ればケインズ経済学がMMT理論を推進しているからです。
金融緩和に輪をかける信用創造に次ぐ信用創造で巨大化したデリバティブが崩壊する時に、今の通貨は紙切れとになります。
最新の報道によると、JPMとウェルズファーゴは不良債権で35億ドルの損失を出していることが判明しました。
債券の中身としてはクレジットカード使用代金の未払いと不動産ローンの滞納が大多数を占めているとのことです。
今年の最初の半年だけで全米で539の銀行支店が閉鎖し、このペースでいけば年末までに1000を超える支店が閉鎖すると見られています。
その中でもバンクオブアメリカは90の支店を閉鎖、ウェルズファーゴは62の支店を閉鎖、JPMは53支店を閉鎖しています。
デリバティブによる金融システムの崩壊は急速に進んでいます。
英語には"Coin of the realm"という表現があります。
これは法定正貨のことで、政府発行の硬貨のことを指しています。
これは日本では当てはまりませんが、アメリカやカナダといった国では政府がイーグルやメープル金貨と銀貨を法定通貨として発行しています。
カンガルーコイン、フィルハーモニー、ブリタニアも法定正貨で、現在でも使用可能です。
厳密に言うと、同じ1オンスの銀でも法定通貨とただのラウンドやバーでは全く異なります。
経済が崩壊し通貨が紙切れになると、法定通貨の存在が非常に重要になります。
紙の通貨の価値がなくなる時に、人々は硬貨に注意を向けるようになります。
その中でも金貨と銀貨には特別な価値があると考えるようになるのかもしれません。
法定通貨である金と銀の硬貨は絶対的に数が足りないのに、需要だけが高騰するという事態になります。
貴金属を持っていること自体は非常なアドバンテージとなりますが、法定通貨である金貨と銀貨とただの銀とは区別されるようになるのかもしれません。
そういう意味では無名メーカーの銀を買うことはお勧めできませんし、できれば法定通貨となっている硬貨を中心に入手すべきなのかもしれません。
現時点ではジャンクシルバーと呼ばれている1964年以前の10セント硬貨は、1枚当たり$2.30くらいで購入可能です。
10セント硬貨14枚で銀含有量が1オンスになりますので、$32.20で1オンス銀貨を購入するのと同じということになります。
これに対しイーグルコインのタイプ1は$38.00です。
10セント硬貨はイーグルとの比較すると、法定通貨として15%程度多く銀を入手できる方法ということになります。
アメリカ国内であればジャンクシルバーは非常に有効です。
ただ日本では該当する硬貨が存在しませんので、どうなるのかは良く分かりません。
とは言えコインが法定通貨かどうかは、購入の際の判断基準としては有効だと思います。
最近はアンティークコインの話もよく耳にしますが、対費用効果が悪いので買うべきではありません。
先日、私がフォローしているシャドーオブエズラが何の説明もなく、この写真を掲載していました。
この写真は1964年のケネディハーフダラー硬貨ですが、FRB本部がフェンスで覆われて閉鎖されていることを示唆した直後に掲載した写真です。
もしかしたらジャンクシルバーが再び使用されるようになると言いたいのかもしれません。
ところでトランプ大統領の暗殺未遂事件が世間を騒がしています。
クリフハイと遠隔透視の予測は2日早く的中しましたが、クリフハイは混乱が英語と中国語でよく多く話されるとしていました。
もしかしたら今週は何か違う出来事が連続して起こるのかもしれませんね。