私はどちらかというと、不動産の売却時にはそのまま売りたい派です。
普通の人だと、きれいに直したりしてできるだけ高い値段で売りたい人が多いと思います。
転売業者とかは必ずそうするのですが、不動産を売っていても満額の買い付けが入ることはあまりないので、
売却できる最高額を想定して、修理したとしても、目論見通りにいかないこともよくあります。
あとは、価格が高いため、なかなか売れず売却までに長期間かかるというケースもあります。
いろいろと考えると面倒なので、多少安くてもそのまま早く処分してしまいたいと考えがちなのです。
どうせ売ってしまうものにお金をかけるのはもったいないという意識が働きがちなのです。
とはいえ、最近は現状で売りに出していて、ばかばかしいような買い付けしか入らないので、少し修理した方がよいのではないかと思える物件が出始めました。
買い付けが来ても、「修理代に〇×ドルかかるから」という感じで、足元を見られるケースが多いのです。
あとは、現状販売だと言っているのに、あちこち直してほしいという依頼が多いです。
あまりにも嫌な買い付けが続いたので、やはり少し直してから売ろうかと思い始めました。
最近は不動産市場の崩壊を意識してか、売り物件数も増えつつありますし、値下げする人も多いようなので、競争はやや激しくなりつつあります。
ということで、少しだけお金を払い、塗装と床磨き、そして清掃をお願いし、とりあえず見栄えだけでも良くするようにお願いしました。
テナントが残置物を多く残していったので、それがなくなるだけでもかなり変わると思います。