これはかなりの裏技ですが、時々やっている人がいます。
今後、数年の間に使える技かもしれません。
それは滞納している固定資産税に投資するというものです。
例えば、街を歩いていて手に入れたいという不動産を見つけたとしましょう。
そして、その家のオーナーが固定資産税を滞納していないかどうかを確認し、滞納している場合に代わりに固定資産税を支払い、地方政府にその証書を発行してもらうことができます。
支払った金額に対し、これは地方自治体によりますが15%-36%程度の金利が付くのが普通のようです。そしてその投資金は不動産により担保されます。
たいていの場合、家が地方自治体により差し押さえされそうになると、オーナーは必至で滞納税金を支払おうとするものです。
仮に、オーナーが滞納税金を支払わず、最終的に不動産が差し押さえになる場合、固定資産税に投資した人は差し押さえの時に最初に買う権利が発生します。
高利回りでしかも不動産という担保があるので、比較的安全な投資といわれています。
しかし、リスクもあります。
それはその不動産に対して、ほかにも債権者がいる場合、権利を行使する際に紛糾しやすいということです。
ということで、この投資をするのであれば、最初に権利関係をよく調べておかないといけないということになります。
あまり一般的な投資法ではありませんが、これからの時期、少し試してみるのは面白いかもしれません。
意外と気軽に考えている人手も多いですが、固定資産税の滞納って意外と怖いものなのです。