これからの時代を予測するには、過去の歴史を学ぶしか方法はありません。
日本ではロックダウンもそろそろ終わり、ほっとしている人も多いと思いますが、今こそが準備をすべき時です。
今、世界中では食糧危機が叫ばれています。
新型コロナにより輸送が滞っていることに加え、生産者が仕事に戻れないことに加え、仕事できない人が多いため、食料がないことに加え、お金もないのです。
日本ではまだ起こっていないので、今のうちにできるだけ食糧を備蓄すべきです。
歴史を通じて、経済危機になり人々が満足な食糧を手に入れられなくなると、暴動が起こる傾向があります。
10年ほど前にアラブの春と呼ばれる暴動がありましたが、これは一般市民が食糧を買えないことが原因だったと言われています。
そうなると政府にできることと言えば、ヘリコプターマネーです。
つまり、お金を大量に刷り、人々にばらまくことです。
お金があれば、人々は生活必需品を買えるようになります。しかし、需要と供給のバランスが崩れているので、食料品の価格は高騰します。
それに対し、資産、特に融資を引いて買うようなものの価格は下がると思われます。
不動産や自動車といった、普通人々が現金で買わないものの価格は下落します。
ですから、これからしばらくの間はそうした資産を手に入れることに集中すべきだと思います。
そして、そのあとに起こるのがハイパーインフレーション、そして政府は負債を相殺するために増税をすることは避けられないと言われています。
日本も食糧危機にかなりさらされます。
食パン一斤が500円とかに値上がりしたとしても不思議ではありません。
日本の政治は機能不全で、私腹を肥やすことにしか興味がないようなので、日本でも暴動が起こる日が来るのかもしれません。
実際に食糧不足が原因で、大規模デモが起こったことがあります。可能性としてはゼロではありません。
未来を正確に予測できる人というのは存在しません。
ですが過去を振り返ることで、これから起こるであろうことを大まかに想像することはできます。
今、我々は危険な時代にいます。本番はこれからで、5-10年は続くのかもしれません。
これからの時代に備えるためにできることはいくつもあると思います。
銀行預金として資産を持っておくのは、最悪の選択肢です。
とりあえず準備しておけは、万が一の時に命を救うことができます。