アメリカの不動産予測で悪い兆候がかなり出てきています。
不動産価格の上昇が賃金の上昇に追いついておらず、不動産販売数が減少に転じると同時に、差し押さえの数が急上昇しているようです。
The U.S. Housing Market Bubble Is About to Burst as Fear Sets In
The U.S. Housing Market Bubble Could Burst in 2020
来年にはバブルが弾けるという報道もある一方で、少しずつピークアウトしていくという予測もあるようです。
いつバブルが弾けるかなど予測不可能ですし、どこの都市にどのような影響が出るかなどは起こってみないと分かりません。
ただ経済危機は周期的に起こるので、いつ来るかはわからなくても、いつかは必ず来るものなのです。
この周期は10年に一度くらいで来ると言われています。
投資家としては、経済危機が起こった時に、一番いいタイミングで参入したいと考えるのが普通です。
ほとんどの人が経済的ダメージを受けているときに、投げ売りをしていて、誰も参入しようなどと考えない時に、現金を持っていてまとめ買いできる人こそが本当に儲かります。
不動産で言えば、いったんは落ち込んでも、普通は3年くらいすると回復し始め、5年もするとまた上昇傾向に戻る場合が多いようです。
上がり始めた時でも買い続けることは可能ですが、できれば一番落ち込んでいるときに、まとめて買いたいものです。
となると意外と時間は短く、特に不動産ですので、ある程度のまとまった金額が必要です。
数年間の間にどこまで買い進められるのか、ここで後が大きく変わります。
経済危機ですから、当然金融機関からの借り入れは難しく、そういうタイミングだからこそ現金が威力を発揮します。
最高のチャンスが来ているのに、お金がなくて見送らざるを得ないというのは、最悪のパターンです。
人生ワンチャンスだとは言いませんが、チャンスは短いというのは事実です。
次の経済危機は人生に一度あるかないかの大チャンスになると思っています。