ブームになりつつあるウクライナ不動産投資。
海外に住むウクライナ人が、自国の不動産を買い始め、やや上向きになりつつあるようです。
不動産価格も下がり、通貨安なので、買い時なのですが、リスクはいろいろと存在します。
やはりどう考えても上級者向き、リスクを取れる人向きだと思います。
リスク1 法的な規制がほとんどない
不動産取引に関する法律がよく決まっておらず、裁判所もよく機能していない。
いまだにワイロが横行していて、土地の権利や名義といったものが犯罪者がわいろを払うことにより、横取りされてしまうことがある。
いまだに不動産取引の公的な記録すら存在しない。
リスク2. 建物の質が悪い
新築物件を購入したのに、建物全体に亀裂が入り、取り壊しになることがある。キエフのほとんどの新築物件は深刻な問題がある。
建設会社そのものに問題がある場合が多く、透明性に欠ける場合がほとんどです。
書類だけでは分からない問題が隠されています。
面白いマーケットではありますが、よく注意しないと大きなトラブルに巻き込まれることになりそうです。
特に新築とかプレビルドを買うのはリスクが高そうです。
ロシア語圏はどこもそうですが、弁護士や専門家にきちんとお金を支払って、ドューデリをしなければ買えませんね。