少し前ですが、バングラディッシュ不動産の可能性に関する記事が出ました。
10年で地価20倍、100坪で地価10億円。最貧国バングラデシュの不動産投資が持つ可能性
私も何度か現地を視察して感じたのは、まだこの国の不動産は黎明期で、非常な可能性がある反面、法整備は遅れていて、リスクは高めだと思いました。
ただ、今参入しておけば、長期的にはかなりのリターンが見込めるだろうと思います。
私も世界のいろいろな国の不動産を見てきましたが、この国ほど粗削りだけれど、大化けする可能性のあるところと言うのは、なかなか他には見当たりません。
この国のランドバンキング、しかも郊外で買うのは、文字通りの原野を買うのと変わりがありませんが、この国の発展具合を想像できれば、その原野が将来、どうなるのかということは、容易に想像できるはずです。
特に狭い国土にこの人口の多さと、海外から製造業が流入してきていることを考えると、この国の土地というのは、価格が上がっていく可能性が非常にあると思います。
土地の価格は本当に安いです。
昨年、私が見たときは、ダッカ市内の北部の市内と郊外のギリギリのエリアで一平米あたり、4000円-5000円くらい。一応ダッカ市内なので、かなり開発がされてきているエリアでした。
橋を渡り、ダッカ市の郊外に行くと、一平米あたり、600-700円くらい。といっても市内中心部まで、混んでいなければ30-40分といったところだと思います。ただ、現状はただの原野。
ダッカ都内の一等地だと、一平米あたり25000円くらいとのことでした。いわゆるダッカの銀座のような場所です。
もちろんものや売り手によってもばらつきがあると思います。
ちなみに日系の業者の価格を見たところ、恐らく現地価格の8倍-10倍くらいになっているところも見受けられました。日本人からすれば、それでも安いですが、さすがにこの価格で買ってしまうと、なかなか後は苦しいかと。
現地では数百万円もあれば、それなりの土地が買えると思います。私は、安い郊外の原野を少しだけ買うと思います。とりあえずそれで様子を見て、あとから買い足していこうかと考えています。
ただ、新興国なので、リスクもあります。ですからコンドミニアムを買って、賃貸経営というのは全くお勧めできません。
今回の視察とランドバンキング案件ですが、私もすべてを把握していないのと、何かの際にはサポートはしますが、リスクは取れないので、すべてを自己責任でできる方のみ、ご参加いただければと思います。
かかる実費以外に請求することは致しません。ですから、本当の現地価格で買えることになります。私はあくまでも一投資家として参加いたしますので、あらかじめご理解をよろしくお願いいたします。
海外視察といっても、普通の方にはかなりのカルチャーショックになると思います。
バングラの食べ物は基本、カレーメインです。もちろんカレーにもいろいろと種類はありますが、現地の人たちは毎日毎日、一日三食カレーを食べ続けていて、人に呼ばれると必ずカレーになります。
あと、イスラム国なので、お酒が買いにくい。ただ日本人は五つ星ホテルに泊まるのが普通なので、ホテル内のバーで酒は飲めます。
街歩きは基本、危ないです。というかそこまで危なくないのかもしれませんが、危険を感じることも多いと思います。見知らぬ人に声をかけられたりすることはしょっちゅうで、車に乗っていても、信号待ちで物乞いが普通に車のガラスをのぞいてきたりします。運転手兼ボディーガードをつけるのが普通です。ふらっと観光の立ち寄るということができないのが、バングラディッシュです。
他にもいろいろとありますが、どちらかというと視察は神経の太い人向けということにはなってしまうかと思います。