気になった点をいくつか取り上げます。
昨日、アメリカでは大手小売り店のターゲットの業績悪化が判明したため、株価が急落しました。
アメリカに行ったことがある方ならご存じだと思いますが、ターゲットはウォルマートに並ぶ大規模小売業社です。
要因は売り上げの伸び悩みと港湾ストで在庫が積みあがったことが原因とされています。
ここまではごく普通の話なのですが、さらに続きがあります。
売れ行きが伸びず在庫が積みあがっているにもかかわらず、ターゲットを含む小売り各社は急いで在庫を増やしているという話を聞きました。
在庫の中身としては、トイレットペーパーや食料といった生活必需品が主だということです。
ここでの疑問はなぜ、売れ行きが悪いにもかかわらず今多額の資金を投入して生活必需品の在庫を積み上げているのかという点です。
もしかしたらアメリカだけの話かもしれませんが、サプライチェーン崩壊を予測しているからなのでしょう。
つまり物がなくなった時に、人々が日常品を求めて店に殺到する時の下準備をしているということです。
今は世界のどこに住んでいても、再度備蓄を見直すべき時期だと思います。
世界経済の話です。
これから世界が平和に向かうと考えている人は重大な勘違いをしています。
今は何とか経済システムの延命をしつつも、次のシステム導入を画策している段階です。
異論はあるとは思いますが、次期トランプ政権は暗号通貨とAIの加速、選挙投票のID導入を決めていますので、この先に予定されているのはCBDCです。
そんなことは起こらないと思いますか?
次期トランプ政権には複数のWEFメンバーが入閣することになっています。
新たにホワイトハウスに新設させる暗号通貨担当の候補に挙がっているのもWEF関係者です。これ以上の説明は不要でしょう。
起こっていることを考えるとCBDC導入までのブリッジとして、現行システムの延命が必要です。
次期トランプ政権の命題は本人がどう考えているのかは分かりませんが、CBDC導入なのでしょう。
今の経済システムで流動性は極端に落ちているため、無理やりにでも資金注入をしなければなすぐに停止するレベルです。
そのためあたかもブラックホールに金を注入するかのように資金注入をする必要がありますが、その最高の口実とは、戦争とパンデミックです。
ウクライナが失敗すれば今度は違う場所で火が噴くはずで、中東や台湾や朝鮮半島なのかもしれませんし、ヨーロッパに飛び火する可能性も否定できません。
戦争は拡大し、同時に資金注入をすればするほど貧富の差は開いていきますが、一部の人たちが大金を儲けることになります。
数時間前に、FRB理事のバーキンがアメリカに「インフレのショック」が来ると発言しましたが、これは通貨の購買力が一気に落ちるということです。
恐らくインフレはサプライチェーン混乱のせいだという言い訳をすることになるでしょう。
US is vulnerable to inflation shocks, top Fed official warns
今我々の眼前で展開していることは、次のシステムへの移行段階で通貨を破壊すると同時に大規模な富の移転が行われています。
何が起きても対応できるように可能な限り備えをしておきましょう。