最近、年金のニュースが話題になっていますね。
年金だけでは、老後の資金は賄えないから、2000万円程度何とかする必要があるそうです。
老後に「2000万円が不足」と金融庁 高まる批判と社会不安に麻生氏が「不適切だった」
前から言っていましたが、年金はただの税金みたいなもので、もらえると思ってはいけません。
集める時は強引ですが、勝手に受給年齢を引き上げたり、額を下げたりします。
そもそも持続不可能な設定をしていますし、株式で運用して巨額の損失を出しまくっています。人の金を集めているだけですから、運用する側は損を出しても自分の腹が痛むわけではありません。そもそも年金機構が無責任な人たちにより運用されていると思った方が良いとおもいます。
日本人は会社のしがみつき、老後は年金を頼りにするというメンタルの人が多いので、政府がダメになる場合のセイフティネットを用意しておらず、困り果てる人が多くなるのではないかと予測します。
海外を見てみると、政府が財政破たんしたり、年金の支給が止まるということは頻繁に起こっています。信頼を寄せているものが、本当は信用できないものであるという事実を早くから認識し、そのことに取り組む必要があります。
麻生大臣の発言に腹が立つのは理解できますが、そもそも実現不可能な約束を信じることをやめ、自分の人生は自己責任だと腹をくくり、早めに努力をする以外に方法はありません。
資産運用は政府を当てにせず、早くから自分で取り組みましょう。