最近、欧米のニュースで面白い言葉が出始めました。
それは"Debt Jubilee"(デット ジュビリー)という言葉です。
複数のメディアが急に使いだしましたが、Jubileeというのはユダヤ教の教えで、7年に一度、すべての債務は帳消しにされるという教えです。
ユダヤ教では、その都市になると奴隷は解放され、債務は帳消しになり、借金のかたに取られた家や土地は元に戻され、リセットされるという取り決めがあります。
つまり、世界ではあちこちで、債務が膨れ上がっており、一度すべてを破綻して帳消しにしないと、再スタートができないというところにまで来ているということなのでしょう。
Breakingviews - Hadas: The world needs to declare bankruptcy
This isn't the time to reboot the global economy - we need to reprogram it
全世界破産、それがコロナウイルスによる経済の混乱の行きつくところなのかもしれません。
そう考えると、アメリカや日本が無限大に紙幣を発行したとしても、全く怖くはないですよね。
どうせ破たんさせることが視野に入っているのであれば。
本当にそうなるかどうかはわかりませんが、それからの時代、貯金という形で資産を持つことのリスクが高い次第になりましたね。
そのあとにベーシックインカムを導入しようとでもいうのでしょうね。