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メキシコでの銀採掘が禁止されるのか?

主流メディアの報道内容は嘘ばかりですが、時折本当のことも報じます。

数日前、JPMのCEOジェイミーダイモンが深刻な警告を発しました。

「アメリカ政府の国家の債務増大は、歴史を通じて最も予測可能な危機」であるとしました。

影響としては、「アメリカ人は家を失い、通貨は購買力を失い、アメリカは安全保障上のリスクに晒される」ことになるとしました。

要するにアメリカ人は全てを失うだけでなく、国家存亡の危機に直面すると警告したわけです。

国家債務に関しては日本もさらに悪い状態にあります。

国家の債務問題で帝国が滅びた例はいくつもあるわけですが、アメリカでも同じことが起こりつつあることを指摘しました。

ジェイミーダイモンは世界最大の金融機関のCEOで、金融の専門家です。

今何が起こっているのかを間違いなく把握しており、当然ながら自分たちの避難準備はすでに完了していると見るべきでしょう。

「一応、警告は与えましたよ」という意味合いのアリバイ作りだと思います。

 

ところで銀価格は相変わらず上がりませんが、銀を取り巻く環境は厳しさを増しています。

世界最大の銀産出国のメキシコでは、露天掘りと呼ばれる採掘方法を規制する方向であることが報じられました。

露天掘りというのは、坑道を地中に掘らずに地表近くの広い面積を採掘する方法です。

これは特に地表近くで採掘される金属を採掘するために採用されている方法です。

特に銀は地表近くに存在しているため、露天掘りが採掘の主流となっています。

メキシコ大統領は禁止の理由は人権と環境への悪影響を上げていますが、恐らく口実に過ぎないと思います。

この法律が施行されるとメキシコ国内での銀採掘は事実上停止します。

しばらく前からメキシコ国内で銀を採掘する企業に免許が更新されなかったり、鉱山の閉鎖が命じられる事例が相次いでいます。

メキシコでの採掘を断念し、鉱山を売却する例も出でいます。

採掘を法律で規制し、最終的には国有化する方向性なのでしょう。

 

世界の30%の銀を算出するメキシコでのこの進展は非常に大きな影響を与えるものです。

そしてメキシコで採掘をしている鉱山企業は破綻のリスクに晒されることになります。銀への投資は現物のみの方が無難です。

 

そして環境問題は違うところでも起こっています。

活動家たちがLME(ロンドン貴金属取引所)を訴えていますが、内容は貴金属採掘により引き起こされる環境破壊を無視しているというものです。

訴訟の進展次第では、環境基準に適合しない採掘所で採掘された貴金属の取引が停止される可能性があります。

複数の貴金属が関係してきますが、特に問題となっているのは、供給不安が発生している銅鉱山に関するものです。

銀は銅採掘の副産物として全体の26.7%が銅鉱山から算出されていますので、銀の供給にも直結する問題でもあります。

 

アメリカではイーグルコインが大幅に不足していることは先日書きました。発注から発送までに2週間以上もかかっているようです。

他のコインは比較的簡単に入手できるようですが、イーグルコインだけは非常な品薄が続いています。

銀価格が本格的に上昇するのは、金融機関の連鎖破綻のタイミングになるのかもしれません。

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