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負の遺産は代々受け継がれるもの

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私の親族の話です。

あまり身内の話を書くのは気乗りしないのですが、書きたいと思います。

 

この家庭は少し変わっていて、仕事を大切にしない家庭なのです。

夫は仕事をほとんどせず、趣味のカメラに没頭し、一応プロのカメラマンなのですが、仕事と言えば月に数回あるかな以下の写真撮影だけで、いわゆるニートです。

結婚していて娘もいるのですが、家族を養うどころか家賃すら払えないという状況なのです。

本人曰く、自分の夢を追うことの方が、仕事をして家族を養うより大切なようです。

この家族は長年、低所得者用の県営住宅に住み、妻が仕方なく長時間の肉体労働をして家族を養っていました。

金がないはずなのに、高いカメラやレンズだけは買い続けていたようです。

そんな窮状を見るに見かねて、この妻の父親は家を買い与え、また孫娘の大学進学費用も工面してあげました。

 

その娘は来年の春に卒業予定で、普通ならば就職が決まっていてもおかしくないのですが、ろくに就職の面接を受けず、せっかく大学を出たのにこれではまともに食べても行かれないというような仕事を見つけようとしているようです。

大学の進学費用を出してあげた祖父のアドバイスも完全に無視で、どんなにお金がなくてもやりたいことだけをやると決めているようなのです。

結局、お金を払ってまで大学に行く意味はほとんどなかったということになりそうで、親と同じニートになるようです。

 

このニートを続けている彼の父親も、彼の父親が家族を全く顧みずに趣味だけに没頭する生活を送っていたようです。

父親との関係は険悪であったようですが、結局はその父親と同じことを繰り返しているわけです。

 

何が言いたいかと言うと、親の経済的な負の遺産は子供に、そしてそれがまた孫へと受け継がれていくということが多いということです。

例外はありますが、望むか望まないかに関わりなく、人は育った環境により考え方と価値観が形成されるものです。

それにははたから見れば、バカげたこと、例えば酒、ギャンブルといったものかもしれませんし、親からの虐待かもしれません。

子供を虐待する親は、小さいときに自分も虐待されていたというケースが非常に多いものです。

仮に本人がそれに気づいて、親と同じ轍は踏まないと決意したとしても、やはり影響は残ります。

つまりどういうことかと言うと、酒やたばこには手は出さないかもしれませんが、根本にある考え方や弱点は同じで、問題が表面化する仕方が多少異なるだけなのです。

 

自分のことを振り返ってみても、今の自分、そして自分がしていることをよく考えてみると、やはり両親、そして両親の生い立ちが今の自分に大きく影響していると思います。

もし自分の生い立ちがあまり良いものではなく、家族に負の遺産があるとするならば、それを断ち切るためには本人が相当意識的に努力しないと、知らず知らずに受け継いだ負の遺産を子供から孫へと伝えてしまう結果になると思います。

それはお金のこと以外のことも含まれているので、立ち止まって自分のこと、そして親と祖父母の生い立ちまでよく考えてみると、見えてくるものがあると思います。

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